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サミット間近!色んなことが「タメ」になります

2008年07月05日(土)
週明けには、北海道で主要国首脳会議が開催されますが、
それに先立ち、京都でも先週末「G8サミット外相会合」がありました。

当日は物々しい警備で、いろいろな形の警察車両が市内をグルグル。
駅前の空き地では、他府県ナンバーのパトカーが何十台も待機して、
まるで、映画撮影現場に居合わせた様な気分でした。

洞爺湖サミットが開催される会場となるウィンザーホテル。
風光明媚な高台に建ち、豪華客船を思わせるような外観をしたホテルです。
まるで、海外のリゾート地に瞬間移動したような錯覚に陥りそうな、
素晴らしい景色と豪華な建物に、訪れた人達は
「夢のような、居心地」にため息を漏らすそうです。

「夢心地」なのは、訪れた人達だけではありません。
建物そのものが今も残っていることが、「夢」のような事なのです。
このホテルはバブル時代の遺産で、この世から無くなっていても
おかしくはなかったのです。

「ウインザーホテル洞爺」の前身は1993年に開業した、
会員制のリゾートホテルでした。
バブル時代の過剰融資の上に、
665億円をかけて採算度返しの豪華な建物が作られたのです。
しかも、3000万円もする高価な会員権の販売は一向に進まず、
たくさんの売れ残しをおいたまま開業となったのです。

国内では指折りのホテルマン、
窪山哲夫氏が債権者筆頭である北海道拓殖銀行(拓銀)から、
再建を任されたのですが、建物の豪華さとは正反対の客層。
会員権を持つ会員が知人や友人にばら撒いたサービス利用券を使って、
格安料金目当てにやってきた人達でした。

業務を引き継いで半年を超えたある日、
依頼主であった拓銀が破綻してしまったのです。
そして、ホテルはやむなく閉鎖。
一つひとつ消えていく部屋の明かり。
再建の道も暗い闇の中に向かっていくのでした。

拓銀が破綻後して3年が過ぎてから、
やっと新しいオーナーが見つかります。
買い取り価格は当初の建設費の10分の1以下でした。
健全なホテル経営からすれば、この金額の方が妥当なのかも知れません。
そして、再度経営を任された窪山氏は、見事に再建を果たし、
高級リゾートホテルを作り上げたのです。

この笑い話のようなことは、「カネ余り」が招いたことで、
使い道の見つからないお金のはけ口に、
実際にはいるはずもない「金持ち」を創作して、
無理矢理ビジネスを描いたことが原因です。

日常のビジネスにも、同じような落とし穴が
潜んでいるので注意が必要です。
新しいビジネスを始めるときや、
事業を拡大するときに大きな足かせとなるのは、
店舗や機械などの設備投資です。

購入した設備が、どの位の年数使えるかを見積ることは、当然の事ですが。
それ以上に大切なことは、設備を購入するために使ったお金を、
何年かけて返せばいいのかということです。
設備投資には、多くの資金が必要になるので、
手持ち資金の範囲で賄えることは少ないでしょう。

不足分のお金は、金融機関から借入することになりますが、
返済期間は5年から7年といったところが一般的ではないです。
例えば、15年は使える設備であっても、
借入の返済期間が5年であれば、
その期間で返済できるための利益を生み出せなければいけません。

ビジネスの計画が成り立つかどうかは、このことが鍵となります。
ウィンザーホテルのように復活できることは、現実にはごく稀なことです。
進みだす前に考えましょう、このギャップ埋められるかどうか。

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京都の税理士 会計事務所 いい顧問


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