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成熟化社会と少子化

2008年05月30日(金)
国内の市場はとことん鈍化して成長の余地を探すのが大変。総論ではここに間違いはないようです。少なくとも、理論的に考えても物理的に大幅に成長する市場を探すのは難しいと。これは誰しもが認識している”現実”です。つまり、伸びない市場というものを前提に全ての経営方法を見直す必要が生じていることを意味しています。

私のクライアントは、かなり危機意識が高いクライアントが多く、相当前から国内市場の成熟化と少子化のインパクトに備え、次の一手探しをされています。そして、第二の矢、第三の矢を準備している企業もたくさん。それでも、まだ危機意識は途切れません。景気も不透明な状態ですから、なおさらですよね。

新規にお客を開拓していくのは難しい時代。基本的にはモノが売れない時代。これを前提に、全ての産業の全ての企業が、経営戦略を大胆に組みなおさなければいけないはず。それにもかかわらず、まだ市場は伸びる、新規でお客を開拓できるという前提で経営戦略や新規事業を考える企業があまりにも多いことには驚きです。

もともと感度が高い消費者モニタのインタビューを鵜呑みにしても、それは昨日と今日の生活観を整理している回答でしかなく、未来のヒントは指し示してくれません。今一度、成熟化社会における事業のあり方や、少子化のインパクトを真剣に企業は議論し、即実行に移すべきではないかと思います。今期、私の会社も徐々に経営の視点を移行させていくつもりです。


Posted by 鈴木 進介 at 09:55  / 世相を斬る  / この記事の詳細
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自分で決め付けないこと

2008年05月26日(月)
80c0fa2a.jpg先週末は、中央大学で「大学生をターゲットに新規事業を考える」というお題で講義をしてきました。楽しく、こちらも色々と学ばせていただきましたよ。大学生のアイデアや発想を聞いていると、実にピュアでいい。社会人向けの研修と比べれば、余程大学生の方がレベルが高い。

不要なシガラミや発想の壁を作ってないから当然といえば当然かもしれない。しかし、物事の取り組む姿勢や視点、問題意識などを総合しても、社会人向けの研修よりもレベルの高さを感じたというのが正直なところです。やはり、スキルはないけど想いはあるという方が強いですよね。

社会人の場合、こんな事言ったら恥ずかしいや、どうせ出来ないなどと自分で勝手に決め付けてしまう帰来があります。また、ビジネスだけでなく自分のキャリアや未来までも決め付けてしまうことがあります。この決め付けや固定観念は本当によくない。学生と社会人は一律に比較は出来ません。

しかし、社会人でも伸びている人は、自分の未来や発想も自分で決め付けずに、行動しているように見受けられます。またそんなことを学生を見ていて改めて感じさせていただきました。最近の若い者はと嘆いている年寄り連中よ、自分の目で見て接して今の学生の優秀さを見て欲しいものだ。問題は二極化していることだけだと思いますよ。


Posted by 鈴木 進介 at 10:34  / 仕事の風景  / この記事の詳細
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分かるよ、幸之助さん

2008年05月23日(金)
幸之助さんはやっぱり言うことが違う!これ、すごく分かるよ〜。痛いほど腹に落ちるよ〜。いつも幸之助さんの言葉は勇気をくれます。後世までありがとう。m(__)m

「社長というものは、従業員が1万人いれば1万人の心配を背負っていくものです。ですから、心配で夜も眠れないというときもあります。眠れないからつらい、苦しい。しかし、そのように心配するのが社長の仕事なのです。そのために死んでも、それは早く言えば名誉の戦死ではないか、そう考えるところに社長としての生きがいも生まれてきます。」

「社長が心配しないでのんびりやれる会社などあり得ない。眠れなかったり、煩悶したりしている姿こそ社長の姿で、そこに社長としての生きがいがある。そういう考え方に立つことが、激動の時代である今日の経営者には求められているのではないでしょうか。」(パナソニックのHPより引用)

幸之助さんと私ではあまりにも次元が違う。しかし、境遇は規模、次元に関係なく、実はあまり変わらないもの。たまに「鈴木さんは、零細企業なので社員の心配しなくていいよな」と言われます。でも、それはそれで別の心配事がたくさんあるものなのですよ。大切なのは、自分の持つ”気概”である。私は少なくともそう考えています。決してへこたれないよ。


Posted by 鈴木 進介 at 10:03  / 人生哲学  / この記事の詳細
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真のCSとは?

2008年05月22日(木)
真のCSとはなんだろうか?ふと思うことがあります。顧客満足なんて当然のことであって、それがなければそもそも商売は成り立ちません。最低ラインをクリアした上で、何ができるのか。この”何が”にあたる部分が真のCSだと私は考えています。例えばお釣りを返すときに、お札の向きは揃っているか。

そんな細かいところに注意を払う客は少ないかもしれません。しかし、確実に一定数存在するため、そこは注意してもらわなければ、顧客の満足度を勝ち取ることは出来ません。ちなみに、私はお札の向きにはこだわります。また、今日行ったランチは、とっても親子丼がおいしいのですが、毎回気に入らない点が一つだけあります。

それは、いつも”必要以上に”濡れた布巾で机をふくために、やたらと机が濡れた状態で気持ち悪いことです。味はいい、笑顔も挨拶もいい、でもこんなところで満足度は得るどころか落ちてしまうものなのです。マニュアルを超越した部分のあと一歩が何か足りない。

これはお客様の気持ちを汲み取る力だと思います。最低限をやっていれば、問題ないだろう。こんな気持ちは、真のCSという意味では、失格です。ここまで配慮してくれているのか!ささやかでもいい、こんなミニサプライズの連続が、真のCSにつながってくるのではないかと私は思います。


パワーポイント禁止

2008年05月21日(水)
トヨタの渡辺社長のこんな発言が波紋を呼んでいるらしいです。「社内の意識はまだまだ甘い。昔は1枚の紙に(用件を)起承転結で内容をきちんとまとめたものだが、今は何でもパワーポイント。枚数も多いし、総天然色でカラーコピーも多用して無駄だ」。うん、確かにそれは一理ありますね。

要点をシンプルにすることで、時間効率を上げ、プリントアウトコストも低減できる。でも、どっちがいいのかな〜?仕事内容にもよると思いますけど。私は、A3サイズに1枚で企画をまとめこんだ方が、分かりやすく見やすいとは思いますけどね。

でも、A3にするとファイル管理がしにくいし、会社によってはA3の印刷ができないところもあるので、本当に嫌がられるんですよね。渡辺社長の発言は、ムダを省くという企業文化を表したものなのでしょう。その意味では素晴らしいですね。

A3サイズを一枚モノで、概観を図示しつつ、言いたいことの本質を明確にしていたらパワーポイントでもいいような気がします。私はパワーポイントのヘビーユーザーなので、この発言はぐっと考えさせられるものでもありました。



Posted by 鈴木 進介 at 15:00  / 仕事の風景  / この記事の詳細
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シンプリシティの法則

2008年05月20日(火)
d0918684.jpg私は最近、ずっと求めていた書籍を手に入れました。それは「シンプリシティの法則」という本です。ずっと求めていたというのは、入手困難という意味ではなく、私が日々追求する”シンプル”の有効性、その哲学をきちんと整理した書籍や人を探していたのです。シンプルはいいよ!大事だよ!とはよく聞きますが、なぜ?に答えられる人は少ない。

その中で、グラフィックデザイナーでありビジュアルアーティストでもあるジョン・マエダ氏は、物事をシンプルにすることでビジネスや人生でハッピーになる法則を上手に体系化しています。ipodやグーグルはなぜ成功したのかという一つの考察も切り口がいい!複雑化している時代になればなるほど、シンプルさの重みが増してきます。

時代が複雑化してきている中で、シンプルであると目立ちやすい、理解されやすい、個性が出る。そして、本質がまるごと見えてくる。これって、ビジネスはもちろん人生も同じだと思うんですよね。色々と機能を付けすぎ!色々と難しく考えすぎ!これが複雑化している現代の課題だと私は考えています。

私もインプットは多面的に、多角的にを心がけていますが、アウトプットだけはシンプルにを心がけています。多くのことを語るより、本質を一つシンプルに語った方が人の心へ何でも届きやすい。こんな時代だからこそ、原点回帰が必要になってくるのではないでしょうか。私の企画書も、事務所も、仕事の全てはシンプルに集約していますよ。


Posted by 鈴木 進介 at 13:03  / 人生哲学  / この記事の詳細
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試すしつこさ

2008年05月17日(土)
例えば知識を得る行為。これは一般的にインプットと言います。インプットをすればそれだけ自信も湧き、スキルも向上します。しかし、本来インプットとはアウトプットをするための手段なんですよね。それにもかかわらず、インプット”おたく”になっている方が多いのはとっても残念です。

インプットはすればするほど自信が湧きますが、アウトプットにつながるかどうかは別問題だと思うんですよね。結局、インプットしたものを自分なりに整理・編集・加工・実践という4つの作業をしなければアウトプットで効果は出ませんからね。さて、ではインプットしてから効果的にアウトプットにつなげるにはどうすればよいのでしょうか?

私は、”試すしつこさ”に鍵があると考えています。例えばある知識を得ても、その知識に基づき考え、何かのアウトプットを出そうと試みなければ、インプットでさえ、血となり肉となって自分に染み込んでいきません。それこそインプットした後は、頭が千切れるくらいに考え続けて、足にマメができるまで試してみるのです。

多くの方は、何に対しても早くあきらめたり、早く見切りをつけすぎなのです。逆に、しつこさを持っている人は、オリジナルな知恵をどこかで身につけますので、ブレークスルーが可能になるのです。執念を持って、しつこく物事に取り組んでみること。そうすれば、見えてくる風景も異なってくることに気がつくでしょう。試すしつこさを持つことはとっても重要だと私は考えています。


伝説の始まり

2008年05月07日(水)
今日から仕事再開という人も多いのではないでしょうか?さて、ちなみに今日は何の日かご存知でしょうか?興味のない人にとってはどうでもいい話ですが、今日はソニーの創業日です。厳密に言うと、ソニーの前身の東京通信工業が「井深大」氏と私も大好きな「盛田昭夫」氏らによって設立された日です。

創業の地は、東京・日本橋のデパート白木屋の三階の一角らしく、現在のCOREDO日本橋でスタートしたと言います。ご存知の通りソニーは、一企業としてだけではなく日本の代表企業として、日本の品質の高さを世界に知らしめた功績は大変大きいと私は思います。そのため、今でも同社の創業者やソニーという会社は、私の中でのヒーローでもあります。

創業時の著名な設立趣意書には「自由闊達にして愉快なる理想工場」を作ろうという理想が記述されていました。そしてトランジスタラジオやウォークマンなど革新的な商品を次々にヒットさせ、名実共に世界のソニーに飛躍していきました。現在のソニーは少し元気がないように思えますが、私はまだまだソニー伝説は終わらないと思っています。

大企業になった今でも常に意識をさせられる伝説的企業が誕生した日は、日本にとっても大事な日ではないかと思うのです。考えられないほどの超人的努力と超人的働きで、世界の人に夢を与え続けた創業者、そしてソニーという会社は、純粋に格好いいと思います。早く今のソニーも新たな伝説を作り始めてほしいものですね。


Posted by 鈴木 進介 at 11:01  / 仕事の風景  / この記事の詳細
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