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鈴木 進介
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大英断!

2008年02月25日(月)
最近、クライアント先にご訪問して話題に出てくることは、「どうすれば新規事業が成功するか?」というものです。そんなものが分かれば、苦労はしませんし、逆に私の仕事がなくなってしまいますが、私なりの見解を申し上げます。「こう言っては、実務支援を伴うコンサルティングの論理はなくなりますが、すべてはトップ次第です」と。

担当者にいくらスキルを移植したり、担当者が情熱を持っていても、それを活かすも殺すもトップ次第だからです。新規事業を起こしやすい風土作り、育てていく気構えなど挙げだせばトップの影響が大きい要素はとてつもなくたくさんあります。そして、トップの心意気として、私は二社の事例を出してお話させていただきます。

一つは、「松下電器がパナソニックに社名変更」するというトップの決断。そしてもう一つは、「HD−DVDから撤退」しつつも、同時に一兆円規模の半導体への投資を発表した東芝のトップの決断です。東芝などは、撤退を発表したにも関わらず、逆に株価が上がったくらいですからね。

私はこの二社のトップの決断は、大英断だと評価しています。超大手企業のトップでさえこの決断力。それなら中堅企業やベンチャー企業であれば、なおさら新規事業に関しても、大きな心で大英断を下していただく心意気をトップに持って欲しいと思います。新規事業の成功要因にテクニックなんてないんですよね、本当は。トップの大英断が大部分を占めるという前提に立って、現場を鼓舞して欲しいものです。


Posted by 鈴木 進介 at 09:59  / 世相を斬る  / この記事の詳細
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リーダーのありかた

2008年02月22日(金)
ここでリーダー論をぶとうというわけではありません。一般的に上司となるような立場の人はどのように部下を指導し、育成していくべきかというごく当たり前のことを確認しようというだけのことです。リーダーはどうあるべきか?皆さんも一度くらいは考えたことがあるでしょう。理想像ではなく、日々の業務の中での振舞い方は特に、重要です。

「目指す方向性とやってはいけないことは明確に、でもやり方は任せる」。こんな業務の考え方が、日々の仕事においてリーダーは必要なのではないでしょうか?よく仕事を部下に任せるという人がいますが、その多くは丸投げや、投げっぱなしになっている例が多く見られます。

しかし、どこへ向かいたいのかを宣言して共感を得る努力なしに、任せると言っても、言葉的に格好をつけているに過ぎません。そして倫理的なことやルールなど、やってはいけないことも予め明確にしておく必要はあります。しかしながら、原則としてやり方は、一度部下に考えさせて失敗してでも実行させるべきです。

もちろん、もしもの時には手を差し伸べたり、軌道修正が必要にはなります。リーダーのありかたとは何も難しいものではなく、当たり前のことを当たり前にするだけのことだと私は思います。しかし、その原理原則も実行できずに、頭を抱えているリーダー的立場の人。頭を抱える前に、凡事徹底を行いましょう。あれやこれやと考えすぎてもダメなのですよ。


出張に持っていった本

2008年02月20日(水)
昨日は、鹿児島へ出張。とっても天気がよく、桜島も本当に美しかったです。さて、空港などで待ち時間がたくさんあることが分かっていたので、購入して読めてなかった本をたくさん持っていきました。ビジネス書は面白くないので読まないと決めていましたが、仕事の資料として読み込む必要もあるんですよね。

さて、まずは一冊目の「夢をかなえるゾウ」。小説タッチにコテコテの関西弁の神様と称する人物が人生における幸せの法則を説くもの。自然体の関西弁でうまくツボを押さえている部分が画期的な本です。そして、「中国古典の読み方」の文庫を・・・。やはり古典は難しい。

そこで気分を変えて普段は滅多に読まない金融系の本で「お金は銀行に預けるな」「心理経済学」を斜め読み。なかなか頭が整理できていいんじゃないでしょうか。金融は少し難しくてとっつきにくいものだと思っていましたので、平易な解説が良かったです。といっても、ビジネス書はクリエイティブ思考を痛めつける公害でもありますね。感性が鈍るので、次の本へと移りました。

次は、最近気になる作家「新堂冬樹」「吐きたいほど愛している」「ろくでなし」に着手。元々闇金業者出身の著者が、闇社会を描きつつ、一方で超純愛小説を描く。そんなアンバランスなところが好きなのです。上手に人間の欲望と心理を描く様は絶品ですね。さぁ、ビジネス書は横において、人間の心理と真理に迫りましょう!


根性一発!

2008年02月18日(月)
最近、自分の中で「根性一発!」という言葉がよく湧き出てきます。先日、ランチで行ったフレンチのお店は、こんな目立たない交通の便の悪いところによく出店するなといった立地。ところが上質な味と空間でお客さんもよく入っている。まさに”根性一発!”だと思いました。

思い切って、広告費をかけた結果、それが引き金となってブレークスルーしたクライアント。最後の決断は、社長が論理ではなく、直感で行われた。まさに、”根性一発!”でよくやったと思います。出費をコストと捉えるか、投資と捉えるかで、大きく会社の経営は動きます。

そして、この裏側にある投資の考え方とは、まさに”根性一発!”という言葉が自分の内なる声として聞こえるかどうかだと思います。リスクをとらなければリターンはない。そんなことは皆頭では分かっている。そしてリスクにも一定の計算は必要。それも分かっている。

しかし、最後は論理では割り切れない”根性一発!”という言葉がモノを言う時もあるのではないかと思います。戦略と根性のバランス。実は、会社が飛躍する上で、こんな発想が一番必要になってくるのではないかと最近は考えています。”ファイト一発!”の気合は不要。でも、”根性一発!”の決断は時には必要なのでしょう。


Posted by 鈴木 進介 at 11:01  / 人生哲学  / この記事の詳細
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なんでまだ?

2008年02月16日(土)
”なんでまだ?”、ビジネスにおいてデザインを軽視する人が多いの?私は最近、つくづくこんなことに不思議さを覚えます。いつも、私は言うのですが、スキルや経営手法をいくら身に着けたところで、それを上手に表現できなければ、価値が無いのも同然だよと説きます。だって、価値も見えなければ意味がないですよね?

分かりやすく言えば、大企業の看板が活用できる、MBAという資格そのものが活用できるという場合を除けば、たいていの場合、自社や自己の価値はデザインでもって表現しなければダメだと思うんですよね、私なんかは。。。世間ではそれをブランディングと言うようですが。。。そこに理屈はいりません!

またデザインのある生活やデザインのあるビジネスライフをすごせば、確実に感性は高まります。ちなみにこの感性とやらは、また目に見えにくいものなので、その重要性が心底理解されにくいという難点もあります。机の上、服装、プレゼン資料、すべてデザイン性重視の生活をしてみませんか?

一気に、まわりの方やまわりの企業が見る目は変わりますよ。うだつの上がらない人や企業に見られないために、またロジカルではない感性度を上げるために、デザインのある生活はとっても重要なのです。ビジネス書で凝り固まったビジネスパーソンも、デザイン重視で物事を一度考えてみましょう!


片手間な仕事

2008年02月15日(金)
私は口だけの人間が嫌いです。新規事業をしたいと言いながら、いざ立ち上がる前になると急に腰が引けてしまう人。口では、情熱的にビジョンを語るけれども、実態が伴わない人。世の中には色々な口だけ人間がいます。これを私は”片手間な仕事”と呼んでいます。口だけの場合、そこに本気さが宿ってないからです。

一方で、どんな些細なことでも、目の色を変えて本気さを常に感じさせてくれる人もいる。口だけ人間と本気さを感じさせる仕事をする人間。5年も経てば、びっくりするくらいに差がつくことは、きっと間違いないことでしょう。上司も部下も、同僚も片手間な仕事かどうかを空気で感じとっているものです。

そんなことにも気づかずに、口だけはよく動いている人を見るたびに、本当に悲しくなりますね。どうして人は口だけは動き、いざとなると片手間的になるのでしょうね。逆に言えば、少しのことでも本気で物事に取り組めば、文句無く、他人と差がつくということですよね。こんなところに原理原則が潜んでいるようにも思います。

今、アメリカの大統領選では、党の候補を決めるために、特に民主党のヒラリーとオバマが大接戦を繰り広げ、オバマが有利になり始めていますね。もし大統領にオバマがなったときに、本当に口だけ大統領にならないものかどうかが、見ものです。仕事でも、遊びでも、片手間は一番だめ!些細なことも本気になることの価値を常に考えておきたいものです。


Posted by 鈴木 進介 at 14:57  / 人生哲学  / この記事の詳細
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サイボウズの飛躍の鍵

2008年02月06日(水)
経営コンサルタントの大前研一氏が、グループウェアの「サイボウズ」「批評をWEB」で行っていたのを興味深く読みました。大前氏はグロバール企業の動向を中心に批評する方なので、上場企業とは言え、それ程大きくない一企業をコメントするのは、珍しいなとも思いました。

さて、内容はというと、詳細はWEBをお読みいただくのが一番いいのですが、サイボウズ社が、グループウェアのシェアで1位を取ったというもの。しかしながら、アマゾンやグーグル、アリババのような世界企業に比べれば時価総額も、事業の尖りも次元が低すぎるというものでした。そして、その原因の一つは経営陣の層の薄さだとも説きます。

役員も株主も身内で固め、未だに田舎企業の域を脱せず、事業の拡張もシナジー効果に疑問が残る領域ばかりに手を出していると言います。サイボウズが世界企業になるためには、一つの分野で世界を圧倒させるだけの力を尖ることに徹して身につけ、経営力も高める必要があるとのこと。それは私も全く同感ですね。

同社の詳細な事情は、私は分かりませんが、IT系で、もしかすれば世界に出ても勝てる可能性のある数少ない企業として、私は純粋に応援していますので。。やはり企業とは各フェーズで経営陣の陣容を変えてでも、人材の面から経営力を強化していかなければなりませんね。人材が命とは、どんな企業でも同様のことのようです。


図で共有する

2008年02月05日(火)
組織である以上、個々人のスキルや知識はそれぞれ異なっています。これは、ごく自然なことでしょう。しかし、話をする際に共通の言語がなかったり、共有化できる仕組みがなければ、話が食い違ってしまうということもよくあります。また、怖いのは食い違ったまま話が進んでいってしまうことですね。そこで、私は共通言語として、図を活用することをお勧めします。

図を活用することで、今どの部分の話をしていて、どの部分を話さなければならないのかを確認しながらも、軸がぶれる恐れがありません。これによって、会議や打ち合わせ、ブレストも効率よく行うことが可能になります。例えば、今後の販売戦略をどうするかという議題で打ち合わせをしていたとします。そして販売戦略を立てるために、経営目標から、事業目標との関連も確認して進めるとします。

その場合に、例えば私ならこんなピラミッドを作成して、図を全員で囲んで見ながら話をします。ピラミッドを横に輪切りにし、上から順番に「経営目標→事業部目標→マーケティング方針→販売戦略→実行策」と図示します。そして、”どんな流れで今何を重点的に話をして、その後具体的にどうするのか”ということを話していくのです。

そうすることで、スキルや知識、または認識のレベルに差があっても、誤解無く効率よく打ち合わせが進むようになります。物事は図示してシンプルに考えるということは私もよく行いますが、これは個人ワークだけではなく、チームワークでも、図を議論の共通ツールとして用いれば、より効果が生まれるのではないかと考えています。


Posted by 鈴木 進介 at 17:00  / 仕事の風景  / この記事の詳細
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多読のすすめ

2008年02月01日(金)
9d244d7b.jpg先日、「本は10冊同時に読め!」という生意気なタイトルの文庫本を読んでみました。著者は、「元マイクロソフト社長の成毛氏」。私も好きな事業家の一人です。なんてったって成毛氏の天邪鬼ぶりは半端ではないですからね。発想の豊かさも好きなので、一応著書は全部読んでいます。

さて、内容はといえば、10冊程度なら同時並行で読むことが一番糧になるということや、本を読まない人はサルであり、経済的格差もついてくるというかなり辛らつなもの。更に、ビジネス書ばかり読まずに、アートの本や哲学の本を読んだ後に、歴史の本を読むくらいのミックス読みが一番発想が豊かになるなど、相当個性的な内容でした。

はじめにからのクダリは私も同感なので、紹介しておきましょう。「本棚を見れば、その人のほとんどがわかるのである。たとえば、”趣味は読書、最近読んだ本はハリポタ、セカチュー”という人は、救いようのない低俗な人たちである。」や、「ビジネスハウツー書ばかり読む人も、私から見れば信じられない人種である。」

「まず、”金持ち父さん、貧乏父さん”系の本を読んでいる人、こうすれば儲かるという投資本や、年収1,500万円を稼げるといった本を読んでいる人は、間違いなく庶民のままで終わるであろう。できる社員系の本を読んでいる人も同じである。」、私も全く同感ですね。相当過激な内容ですが本質をついた読書スタイルを知るには、良書だと私は思います。


Posted by 鈴木 進介 at 13:12  / 人生哲学  / この記事の詳細
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