プロフィール

鈴木 進介
人気ブログランキング
最新アンケート
リンク集

http://blog.fideli.com/compas/index1_0.rdf

耳を澄ませば・・・。

2007年10月31日(水)
電車に乗ると、携帯電話にアイポッド。皆、この2つに集中している光景が日々存在する。ご多分に漏れずに、私もその一派であったことは間違いないでしょう。しかし、ある時、この二つをやめてみました。そして、耳を澄まして街の喧騒や自然の音を耳に入れるようにしてみました。出るわ!出るわ!新しい発想の数々。

いかにデジタル機器が発想を阻害していたのかを痛感しました!気分転換にはいいけど、二つのデジテル機器にいつも浸っていては、本当に思考も画一的になってしまうというのが私の結論です。情報過多の時代にあって、敢えて情報に触れない。デジタル社会にあって、敢えてデジタル機器に触れない。

時には、強制的に自分をそんな環境に追い込まなければ、本来人間が持つ一番の価値である知恵や知能などがフル活用されないのではないか。最近、すごくそう思うのです。やっぱり、デジタル機器にばかり集中している人間の姿って、異様に映りますよね。無の状態にして考える行為、感じる行為をしなければだめですよね。

デジタル機器やデータに頼らず、自分が心で感じ、物事の脈絡を見つめること。これが、一番自然な形での生活だと思います。特に、企画などは、こういった生活パターンが、時に革命的な”ひらめき”を生むのではないかとさえ思うのです。何かを断つ勇気を持つところに、新しい道が開ける。そんな気がします。


Posted by 鈴木 進介 at 09:36  / 人生哲学  / この記事の詳細
 / この記事を編集  / コメント(0)  / トラックバック(0)

ひとつ上のアイデア

2007年10月30日(火)
081c63bb.jpg出張の移動中、タイトルに惹かれて購入した「ひとつ上のアイデア」という本を読みました。最近は、戦略立案ではなく新規事業の企画に携わることが増えてきましたので、クリエイターの思考も参考までに知っておこうと読んでみました。すると、クリエイターだからといって、柔軟でクリエイティブな思考回路を持っているのではないということが分かりました。また、そう証言する売れっ子クリエイターさんも複数存在していました。

これは意外でしたね。クリエイターは皆、右脳型だと思っていましたが、見せ方(魅せ方)が右脳的であるだけで、実は右脳と左脳を上手に使いこなしつつ、ある思考パターンや視点を使って、何度も繰り返す思考のクセが身についているというだけでした。そういう意味では、問題解決の手段が違うだけで、コンサルタントとなんら代わりがない訳です。

ちなみに、私が一貫して感じた同書の文脈。それはあらゆる情報と感受した皮膚感覚のセンサーより、中心となるキーワードを抽出することの大切さでした。ついつい企画を考える際って、初めから完成形を考えがちなのですが、まずは思いついたり仕入れたキーワードを言語情報として吐き出してみる。そして、それをつなげたり、転用したりするというプロセスをたどるわけです。

私も、クライアントには、初めからキレイな形の企画は必要ないので、まずはキーワードを抽出して、吐き出してくださいというところから、ナビゲートしていきます。頭の中にあるだけでは無機的でしかないものも、言語という形で吐き出し、見える化をすれば、有機的に昇華できる確立が格段に向上する。私は、”ひとつ上のアイデア”創出は、キーワードの抽出作業に鍵があると同書を読んでも、確信させられました。


エッジを効かせろ!

2007年10月28日(日)
世の中に、頭が多い人はたくさんいます。もちろん、私のまわりにもたくさんいます。しかし、エッジが効いていない頭がいい人が多いことも付け加えておかなければならないでしょう。私は、どれだけ優秀で頭が良くても、そこに自分の信じるメッセージや独自性のある尖りが無ければ、例えば一緒に仕事をしていても楽しさを感じません。

やる気がない人と働くのと、優秀だけどエッジが効いてない人と働くことは、私にとってイコールのレベルなのです。エッジが効いている人は、世の中の社会通念だけに振り回されることは絶対にありません。自分の視点でどうか、自分の皮膚感覚でどうかということを常に意識して、言動し、行動するものです。

企業でも、差別化という戦略は、当然のごとく語られてきました。しかし、差別化の本質は、経営のフレームワークでもなく、ロジックでもなく、自分の個性でもあると思うのです。他社とどう差別化するのかの前に、自分のエッジは何で、自分のエッジがどう顧客の求めるものに合致するのか。

実は、これが一番ビジネスでも大事なのではないかと思います。ベンチマークという概念もビジネスにはありますが、”ところでそのプランは何が面白いの?”。。。こんなセリフを私もよくクライアントに投げかけます。エッジが効いてないプランなど人の心を捉えません。エッジを効かせるところに、生きている意味、ビジネスの意味、顧客を感動させる心が宿るものだと私は考えています。


Posted by 鈴木 進介 at 16:19  / 人生哲学  / この記事の詳細
 / この記事を編集  / コメント(0)  / トラックバック(0)

モチベーションの向かう先

2007年10月26日(金)
仕事においてモチベーションの向かう先というものは本当に大事なものです。何を自分のモチベーションにするのか、どこにそれを置くかによって、自分自身にも仕事にも大きな影響を与えますね。社内で新規事業を立ち上げるミッションの場合。そして企画業務を行う場合。会社のミッションと個人の趣味との整合性をモチベーションと共にとらなければいけません。

ところが、論理的には魅力的な企画が生み出せても事業の立上げや運営まではモチベーションが入らないという場合があるでしょう。また、個人的な趣味や志向性で考えた企画であれば最後まで、やり通すモチベーションは持ちやすいもの。しかし、会社のミッションとそれが乖離している場合は、モチベーションクライシスまで起こしてしまう。

このジレンマは業務に大きな支障をきたすため、とっても大事な事柄でもあります。ところが、これは営業職でも同様にあります。自分が必ずしも好きではない商品を会社の使命で売り込みに行かなければいけないという状況。それぞれの職種において必ず超えにくいジレンマというものは、存在するとも言えます。その場合は、モチベーションのスイッチを切り替えることが望ましいと私は思います。

新規事業であれば企画内容ではなく、”生み出すこと”に。営業であれば”売る”ことに。つまり中身という手段ではなく、本来の職種が持つ特性を楽しむ視点を持つということです。誰しもジレンマはどこかで抱えるもの。しかし、大成する人は、必ずモチベーションのスイッチと新たな仕事の醍醐味を楽しむ多くの視点を持っています。モチベーションの向かう先は、時に見つめ直さなければいけないものなのです。いつも冷静に、そして大きな視野で、多くの視点で。これは大事ですね。


ありがとう!

2007年10月24日(水)
日経BP社が主催する日本イノベーター大賞2007の優秀賞にデンソーウェーブの原氏が選ばれました。実は、私、原氏にお礼を言いたいくらいなのです。この原さんという方は携帯電話で活用される「QRコード」を開発したからです。携帯に面倒くさいアドレスを入れなくてもQRコードをカメラで読み込めば、すぐに目的のサイトにたどりつく。親指の動きの遅い私は、この開発に本当に感謝なのです。

もともと、QRコードとは、1994年に当時デンソーにいた原さんが取引先のトヨタ自動車に納入する部品の情報を管理する目的で開発したもの。部品管理の情報が増え、従来のバーコードでは記録しきれなくなったためと日経ビジネス誌でも紹介されていました。ポイントはここからです。グループ内利用だけでは普及しないため、コスト負担が重たくなることに起因していました。

実は、特許を無償公開でQRコードの普及を優先し、読取装置の販売で収益を出す戦略をとっていったのです。もちろん、普及しはじめたのは、2002年にカメラつき携帯電話でQRコードが読み取れるようになったからです。今では、QRコードを撮影すればキャンペーンサイトに接続されるなんて光景は普通になりましたよね。

このQRコードを無償公開するという意思決定があったことで普及したことは、本当に素晴らしいことだと思います。今や社会インフラ化しているとさえ思いますが、私は特に難しかったり複雑なものを簡単にしてくれる開発物には、ありがとう!と言いたくなります。今の私は、生活をシンプルにできる商品や事業開発に興味があります。原さん、シンプルな商品を開発してくれてありがとう。


焼き直しでいいのかい?

2007年10月23日(火)
最近、音楽の世界でも、テレビや映画の世界でも、焼き直しをしている作品をよく見ます。音楽では、昔ヒットした曲のカバー、バンドの再結成など。そしてドラマで言えば、昔ヒットした番組や人気漫画を原作にしたものなど、その裾野は多様化してきているとも言えます。世相的に、昔への懐古な情が生活者の心理にあるのは分かります。また企業も、比較的容易に稼げることは分かります。

しかし、本当にこんなことでいいのでしょうか。クリエティビティの欠如にしか私は見えません。例えば昔の作品でヒットしたものであれば、ある程度はリバイバルにしてもヒットが見込めます。そしてヒットすれば、ネットやDVD、テレビと映画の連動、関連グッズの販売など、ワンテーマで複数の収益源に展開して、広く長く稼ぎ続けられます。

しかしながら、これをマーケティングの勝利とするなら、クリエイティブの面では敗北と捉えて製作者側は安易な手法に反省をすべきでしょう。なぜなら、焼き直し的ビジネスは、そう何度も繰り返せないからです。一般企業のビジネスと同様で、常に新しいものを生み出していかなければいけないはずです。

今の世の中には、安易に稼ぐノウハウを指南するメディアがあふれていますが、結局、メディア側そのものが安易な事業スタイルに頼って、ぬるま湯につかりきっているわけですね。ヒットが生まれても、面白みがない。これでは、誰が文化を進歩させ、誰が文化を築いていくのでしょうか。我々は少なくとも、安易な焼き直し的ビジネスに、頼らない企業作りを行いたいものです。


Posted by 鈴木 進介 at 10:20  / 世相を斬る  / この記事の詳細
 / この記事を編集  / コメント(0)  / トラックバック(0)

みんなスーパーマンではない。

2007年10月22日(月)
世の中で成功していると言われる方は、雲の上の存在に一見すると見えてしまいます。しかし、よく考えてみると、どんな人でも食えない時代ってあったのですよね。どんな人でも、目の前のことから一歩一歩着実に足場を固めていく。そんなところを見ずして、成功だけを夢見ても、それは難しい。そんな現実を知った上で、浮き足立てずにロマンを追いかけることが大事だとも思います。

先日、亡くなられた建築家の「黒川紀章」氏。波乱万丈な人生でかつ、ダイナミックな作品を作る巨匠の存在。それでいて、晩年の奇抜な行動の数々。私は、没後に彼の人生に興味を持つようになりましたが、世界的な建築家の人生を知れば知るほど、面白い。そして、そんな巨匠にも売れない時代があったことを確認したときは、どこかホッとしました。

誰しも初めから売れっ子ではない。そりゃそうですよね。私と同じ25歳で独立してからは、仕事がないときも続いていたと言います。それ、すごく分かる〜。私も半年間、電話すら鳴らない日々。そして、当然のごとく、無給の一年間。半べそかいて、パニックになって。でも、それが普通なんですよね。黒川氏の詳細は、以下のサイトでも見れますよ。参考までに。「黒川氏の仕事がない時代」

向上心が強く、夢や志が大きい人ほど、焦りや不安、そして恐怖心までも強くなってしまう。そして、一番の恐怖心は、仕事がないということ。しかし、どんな人でも初めは当然であると思えば、全然問題ないわけです。そんな、当然のことを改めて黒川紀章氏の人生が示唆を与えてくれたような気がします。


Posted by 鈴木 進介 at 09:38  / 人生哲学  / この記事の詳細
 / この記事を編集  / コメント(0)  / トラックバック(0)

緒方洪庵に学ぶ

2007年10月20日(土)
先日、読んだ本にとても良い一説を見つけました。それは、幕末に活躍した蘭学者で医者の「緒方洪庵」の一説です。緒方洪庵といえば、大阪に適塾という私塾を開き、有名なところでは福沢諭吉など、後に大活躍する人物をたくさん輩出したことでも有名です。さて、そんな洪庵が、医学を志すものに向けて3か条を作りました。初めの三か条を以下お読み下さい。

1.医者はこの世に存在しているのは、ひとえに人のためであり、自分自身のためではない。有名になろうと思うな。利益を得ようとするな。人を救うことだけを考えよ。

2.病人に向かったならば、ただ一人の患者として見よ。
 貴賤貧富(きせんひんぷ)で患者を差別してはならない。

3.医術は、患者のために施すものであって、決して患者を実験台にしてはならない。

この3つは、洪庵自身が一人の医師として生涯にわたって貫いた精神でもあり、この教えは後の医学界に大きな影響を与えたと言われています。さて、これを皆さんの仕事に置き換えたらどうなりますか?「医者」の部分を自分や自分の職業に置き換えてみるのです。「患者」を顧客と置き換えてみるのです。

当たり前だけど、ついつい見過ごされがちな、視点。緒方洪庵が現在も、私たちに良い影響と示唆を与えてくれている。私は、その一説を読みながら、そう感じました。皆さんは、どうお感じになりましたか?


Posted by 鈴木 進介 at 17:52  / 人生哲学  / この記事の詳細
 / この記事を編集  / コメント(1)  / トラックバック(0)

愛する

2007年10月19日(金)
昨日は、九州のクライアントを訪問。その会社は食品のある分野で大変力がある強い会社なのですが、いつも足を踏み入れるたびに、”愛している”のインスピレーションを感じる。従業員が経営陣を愛し、経営陣が従業員を愛し、そして人生、仕事、もちろん商品を愛しているという空気が色濃く流れている。強い会社ならではの空気感を持ち合わせておられます。

自分の会社の商品を愛さなくてどうして売れるんですか?、という営業指導をする経営陣が世間ではとても多い。ところが、そう指導している経営陣は、どう見ても会社や商品、更には社員を愛しているようには見えないのです。これでは、相手に伝わるわけもありませんよね。もちろん、業績も停滞します。気持ちの空気というものは伝播するもので、目に見えないものであっても、企業の競争力の源泉になります。

ところが、そんなことよりも戦略やロジックを重視する傾向が強いことは、とても残念に思います。立場上、私はメンタル面ばかり、お話することはできませんが、それでも九州のクライアントのように、好調な会社は、皆、このメンタル面を重視し、とってもよい空気が流れています。全てを”愛する”、つまり素直な心で全てを受け入れ、相手を思いやる気持ち。そして自己成長への強い意欲。これは人生への愛でもありますよね。

大事なことは、会社や人、そして商品を愛する気持ちを持たなければいけないというスタンスではありません。自然と、そんな気持ちに皆がなれるように、社長が肩の力を入れなくても、率先して体言するべきなのです。ということは、自分が愛するものは何なのかを経営者自身が強く考えなければいけませんね。なぜか、仕事を通じて”愛する”ということを強く考えさせられた時間が昨日は流れていました。


整理すること

2007年10月17日(水)
ecd54566.jpg「佐藤可士和の超整理術」という本を読みました。ミーハーかな?そう言われればそうですけど、今売れっ子のデザイナーということで興味を持って読みました。「佐藤氏」のデザインは賛否両論ありますが、やはり支持されているものはいいと思うんですよ。だって、アーティストではなく、商業クリエイターですからね。実際に、売れているし。

同書には彼の独自の哲学が、シンプルに整理されています。彼の考え方は、整理にこだわっていれば、良いアイデアも出せるし、出せるようにもなるというもの。作品を見ると、確かにその思想が反映されているように思います。クライアント企業の価値をムダをそぎ落として表現する技法。

私は、コンサルタントとして100%共感できる部分も多く、デザインと経営という切り口が異なるだけで、思考方法は全く同じなんだな〜とも思いました。私の周りの人を見ていてもそうですが、仕事の出来る人はシンプル思考の人。これは物事の本質を押さえている証拠ですからね。

さらに言えば、シンプル思考のベースには物事や情報を整理する技術に長けているとも言えます。そういう意味では、物事や情報の整理とは、価値を最大限に引き出すための、第一歩目なのかもしれませんね。自分の普段の信条を再確認できた本でした。


<< 2007年10月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック

| 次へ