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鈴木 進介
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場数と思考のクセ

2007年08月29日(水)
最近、スポットで研修を行うことが多くなってきましたが、その多くは新規事業の企画創出というテーマ。他の講師の場合は、発想方法など思考回路をいかに活用するかという話が多いようですが、私は実務に根付きやすいビジネスモデルの観点から、企画を創出するフレームを提唱し、実際に企画の創出にあたっていただいています。

さて、昨日も終日、東京の某社で研修を行ってきました。経営企画部で新規事業を担当する方が受講対象者でしたが、その反応がとっても面白いです。私は企画の創出方法をいくつか講義した後で、演習を行うのですが、そのコンセプトは、”勝手に新規事業”というもの。

例えば、アップルが車を開発したら?とか、マクドナルドがシニア専門店を出すなら?、またはBtoBでもHP制作会社が新規事業を始めるなら?というお題に基づいてどんどん企画創出の思考回路を形成していくようにナビゲートしていきます。

皆さん、他社のことになると顔が生き生きして企画を考えられるのですが、実際に自社の事例となると発想が萎縮気味になるようです。場数を踏んで、ありとあらゆるものに関心を持って、常に視野を広くして物事を洞察するクセを身につけるところから良質な企画が生まれてくる。それを昨日も実感した研修でした。企画は、”場数と思考のクセ”が鍵だと私は思いますよ。

P.S.
東京の営業窓口を出張所という形態で昨日より開設しました。普段、私は殆どいませんが、東京方面の方は、お気軽にこちらにご連絡くださいませ。

(TOKYO branch)
〒107-0052 東京都港区赤坂4-1-1 SHIMA赤坂ビル
tel 03.6234.4190 fax 03.6234.4150


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究極の車

2007年08月26日(日)
f6fa0dbd.jpg最新号の日経ビジネスにも特集で掲載されていましたが、最近話題の車と言えば、「テスラ・ロードスター」という写真の車。ハイブリッドどころか100%電気自動車で、なんと4秒で時速100KMまで加速するらしく、最高時速も210KMとハイスペックな作りになっています。

実は、この車、「テスラ・モーターズ」というアメリカのシリコンバレー創業の会社が作っているのです。同社は2003年に誕生した新しい会社ながら、大物投資家に支えられ、既に120億円もの資金を調達。さらに、創業者は自動車の専門家ではなく、コンピュータの技術者というから、とても興味深くなります。

自動車の大部分は電気系統でかつソフトウェアによる制御技術が現代の車を支えています。更に、パソコンと同じで、部品を外部から調達してくれば、自動車のプロではなくても、製造が可能になる時代も到来しようとしています。そんな中で同社が発売した車は約1200万円するとはいえ、デザインもいいし、家庭用コンセントで1回充電(3時間)すれば、322Km以上の走行を可能にしている。

トヨタなどと違ったアプローチで、まだまだベンチャー企業に過ぎませんが、自動車業界を揺るがす可能性を秘めている同社には注目度大です!それにしても、自動車産業までもシリコンバレーから新しい技術が出てくるというのは、本当にシリコンバレーのダイナミズムというか、懐は深いなと思います。


Posted by 鈴木 進介 at 12:02  / 世相を斬る  / この記事の詳細
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ミスターウォークマン

2007年08月25日(土)
今年7月、大物工業デザイナーの一人が亡くなりました。それはSONYのロゴマークやウォークマンをデザインしたことで有名な「黒木靖夫」さんです。まさに世紀の商品開発とも言えるウォークマンをデザインしたことで、”ミスターウォークマン”と呼ばれてきました。ところで、この黒木氏、優れたデザインは機能を備えてこそという商品開発の哲学をお持ちでした。

「こんな技術があるから何か作ろうと考えるのは技術者が陥りやすい間違い。こんなのがあったらいよな、と生活者視点から始めないと失敗するんです」とも生前に、語っておられました。ことプレイステーションに関しても、消費者は端末が欲しいのではなくて、ゲームがしたいだけ。まずはソフトありきでしょう!と苦言を呈してきたと言います。

夢もない、生活者視点もない商品開発などはあり得ない!という、黒木氏独自の哲学に基づいてのことなのでしょう。時代が変われば、当たり前のことが当たり前でなくなってしまう中で、”ミスターウォークマン”の言葉は重く企業にも投げかけます。売上を伸ばすことではなく、世の中を変える商品を狙っただけと言い切るウォークマン開発における秘話。

これは、制約条件から発想する場合と、ゼロベース思考で先を作り上げていく場合では、全く新商品や新規事業の質が異なることを意味しています。黒木氏が残した数々の言葉は、我々、新製品開発や新規事業に携わるものに、多くの示唆を与えてくれます。でも、SONYの強さは、このゼロベース思考を面白おかしく、許容するところにあると感じたことも印象的です。


聞くほうが大事。

2007年08月24日(金)
2c69e691.jpg最近、「プロカウンセラーの聞く技術」という本を読みました。心理カウンセラーとしても活躍する著者が、人の話の聞くことの重要性や、例えば相槌の打ち方などを説いた本です。その中で、著者はこうも説きます。人間、誰しも話すのが好き。たとえ内気で話すのが億劫という人でさえ、話しやすい環境であれば、話をどんどん進めていく。

聞くという行為は、相手の間合いやタイミング、雰囲気を感じ、心理を読み取りながらなので、意外に疲れるものです。これは、性格の問題ではなく、人間誰しも、そうなので、決して非難されるべきものではありません。しかし、できるだけ、聞き上手になった方が、コミュニケーションが円滑になるという現実もあります。

例えば、営業マンは、話してばかりではなく、聞くことに徹しなさいという教育を受けることが最近増えているようですね。しかし、単に黙って聞いていれば良い訳ではもちろんありません。効果的な質問を投げかけてあげる必要があるのです。効果的な質問を投げかけて、相手に気持ちよく話してもらう。

実は、これが、一番意思疎通をしやすくするコツだとも思うのです。人の話を最後まで聞くこと。頭では分かっていても、なかなか実践できないことではありますが、やはりとても大事なことが、この本を読んで痛感しました。私は話す方のプロではありますが、聞く方はまだまだ素人です。聞き上手になれるように、今後は心がけたいと思います。



Posted by 鈴木 進介 at 09:17  / 人生哲学  / この記事の詳細
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金の使い方が大事だと思うけど。。。

2007年08月21日(火)
先日、偶然、小金持ちとしては有名らしい若者と飲みの席で同席する機会がありました。なんでも、ネットのアフィリエイトやら、いわゆる情報商材の販売などで、月間数百万円の収入があるとか。ふ〜ん。。。その割には、幸の薄いオーラに包まれてるね。って、こう書くと”ひがんでいる”っぽく聞こえるかも知れませんけど、本当にうらやましさはゼロなのです。人生読みきった風のトークに、薄っぺらさを感じてしまう。

「キミの人生目的はなんなの?」と私、「お金の稼ぎ方を人々に伝えて社会貢献したいんです!」と彼。ふ〜ん、で、「なぜお金の稼ぎ方を伝えることが社会貢献になるの?」と私、「・・・。」と彼。「でも、金の稼ぎ方の話をすると、非難する人がいるのは知っていますし、それぞれの人生の選択肢だと思いますよ」と彼。そうかな?それなら、いちいち社会貢献なんて言うなよ!潔く、「俺は金を自分のために稼ぎたい。だけど自分だけではなく、一応他人も金持ちにします。」で、いいんじゃない?

そんなもん、文化の退廃を招くだけだよというのが私のスタンス。「ちなみに稼いだお金を何に使っているの?」と私、「グルメが中心ですね。でも、結構庶民的な店が好きですよ。」と彼。いちいち注釈つけて、庶民派気取りをする必要はあるかい?それだけの人物かい?金の稼ぎ方よりも、金の”使い方”の方が大事だよというのが私のスタンス。金の使い方で、その人の生き様と価値が決まる。私は、少なくともそう信じて疑いませんよ。

グルメだけへの消費って、言い換えれば、金をクソに変えているだけじゃないの?と思うけど。彼は言う。「ネットで得た膨大な顧客リストがあれば、今の商売が凹んでも、商材を変えれば楽勝ですよ」と。そうかな?金の亡者に合う商材だから顧客がいるだけだよ。私からしてみれば、そんなリストはジャンクリストだね。周りまわって、また彼と飲む機会が今後あるかもしれない。でも、私は彼の顔をもう見たくない。



Posted by 鈴木 進介 at 19:42  / 人生哲学  / この記事の詳細
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9月度セミナー開催!!

2007年08月15日(水)
皆さん、こんにちは!しかし暑いですね〜^_^;私は、暑さに負けずに何とか頑張っております。さて、少しは暑さも和らぐかな?9月に経営セミナーを開催することが決定しました!日程は9月12日(水)18:30〜です。今回は東京会場のみとなりますが、いつもの銀座より新宿に会場を移し、90分から2時間に時間も拡大!でも、価格は据え置いて¥1,000ポッキリです。先行予約受付しています。お早めにお申込下さい!

タイトルは、「IT企業のための新しい収益源の作り方」と題し、主にIT企業やITサービスを手がけたい企業に向けて、新規事業開発の手法のエッセンスを解説します!もちろんIT業界以外の方でも参加OK!知人、お取引先をお連れ頂き、どしどしご予約ください!

【概要】

IT業界は成長業種と言われながらも、旧態依然とした業界構造の変革が余り進んでおらず、また低収益な下請けや代理店ビジネスで成長の壁にぶつかっている企業様が多くいらっしゃるようです。また、これからIT事業を始めようとしている企業様は、どのように事業モデルを組み立てればいいのか分からないと頭を悩ませています。

そこで、収益性を高め、主導権を持った事業展開をするためには、どうすればいいのか?また、どのようにIT事業の企画を組み立てればよいのかを事例を用いて解説いたします!

当日は、ワークショップも織り交ぜながら、実践的な課題解決策を考えていきたいと思います。取引先、部下、上司、知人などをお誘いの上、お越しください。

【こんな方におすすめ】

● SI、ソフトウェア開発、ネット広告、WEB制作、各種IT関連販売会社等
● IT業界の経営者及び幹部で、収益源の多様化を模索中
● IT企業で経営企画や新規事業の担当者
● IT関連の企業ではないが、IT関連の新規事業を検討中
● 独自の事業イメージはあるが、上手に事業計画化ができない
● 業界問わず、新規事業の基本を習得したい新規事業担当者
● 起業を検討中の方

※IT業界以外の方も、受講が可能です!

「★詳細とご予約はこちらをクリックしてください!★」

Posted by 鈴木 進介 at 08:28  / お知らせ  / この記事の詳細
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成否いろいろ

2007年08月14日(火)
私はお問い合わせがあった企業に初めて訪問する際に、必ず聞かれることがあります。それは、今までの成功事例を教えてくださいと。しかし、もちろん成功もあれば失敗もありますので、全てを隠さずにお話します。すると、失敗事例があることにあげ足をとるかのように、私に懐疑的になる方も中にはいらっしゃいます。

しかし、逆に成功の定義って何ですか?成功のラインはどこですか?と聞き返すと答えられないことが殆ど。恐らくそういう質問をしてくる方は、世の中を一世風靡するようなヒット事業など華々しいネタを私の実績の中に求めているのでしょう。しかし、百戦百勝の新規事業などあり得ません。例えば天才起業家と言われている方も失敗の連続なのです。

ましてや、初めて新規事業を手がける企業が、初めなので失敗したくないからと百戦百勝ができるコンサルタントを探したりする。まさに、愚の骨頂としか私は思えません。私のクライアントの中には、縮小する企業、これから立ち上げる企業、うまく軌道に乗っている企業など様々です。でも、これってお手伝いしている最中で、結構見えてくるものなんですよね。

その会社のスタンスを見れば、この先、成功するのか失敗するのかと。もちろん、私はプロですので、成功確率を高めてリスクを下げることに徹します。しかし、新規事業というものの性質を理解することなく、幻想だけを抱いている企業があまりにも多いことには本当に残念だと思います。基本的には、天才コンサルタントの手をもってしても、成否はいろいろ。全ては当事者企業のスタンス次第であることを忘れてはなりません。



Posted by 鈴木 進介 at 09:11  / 仕事の風景  / この記事の詳細
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鬼気迫る本気さ

2007年08月13日(月)
私は決して強い人間ではありません。毎日腹筋しようとしてはすぐに三日坊主。勉強しようと思って購入した本を無視しては、別の本を購入して先に読む。今日は眠いから体調を明日のために考えてと理由をつけては事を終える。妥協が私に数々の誘惑をもたらします。しかし、こんな時に最近の私は、”鬼気迫るほどの本気”というものを思い返してみます。

自分は、何か物事に対して本気で取り組んでいるだろうか?本気という名に恥じないだけの行動をとっているだろうかと。これは仕事で考えれば分かりやすい。とっても疲れて睡眠不足。そんな時にでも、あと一歩という精神で、どれだけ頑張り続けられるかで、成果の一部も変わってくる。そのあと一歩が大事だと思うのです。

人間は、ついつい理由をつけては、妥協してしまうことがよくあります。また、そういう時の理由は、天才的なまでによく考え込まれている。でも、これって、本気という言葉とは対極的な位置にあるのですよね。本気で物事に取り組む際は、通常、鬼気迫るものがあるはず。

自分は、そこまで妥協せずに上を目指しているだろうか。さらに、自分を甘やかせてないだろうか。そう思って、妥協を排した生活を現在は送るように心がけています。物事、何でもそうですが、やはり本気の人と妥協の余地がある人とでは、成長過程は全く異なります。鬼気迫る勢いで本気の仕事を、今後もどんどんしていきたいと思います。変な理由をつけた妥協は害悪にしかならないのです。


Posted by 鈴木 進介 at 09:32  / 人生哲学  / この記事の詳細
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衝撃的な写真

2007年08月12日(日)
dfb3f81a.jpg今日は、夏バテで仕事は休みにしました。でも、こんな時でもがんがん働いている人は世の中にたくさんいるんですよね。なぜか私の周りの友人や親戚も忙しくて働いている人が多いし、私の姉も主人が仕事で忙しいからと一人で親元に帰省。そして、私はと言うと、久しぶりにボーっとしながら、新聞をふと隅から隅まで熟読してみました。すると、衝撃的な写真が目に飛び込んできます。

冒頭に掲載した写真は、「焼き場に立つ少年」というタイトルらしく、かなり有名な写真なのですが、記事ではこれを撮影したジョー・オダネルさんという人が亡くなったというもの。ちなみに、あの写真が意味するところを皆さんは分かりますか?あれは、原爆が投下された後に、被災した長崎市内の様子を撮影した一枚なのですが、亡くなった赤ん坊を背負い、火葬の順番を待つ少年の姿なのですよ。

実は、この写真を撮影したジョー・オダネルさんは、撮影した際に、自ら残留していた放射能によって被爆し、長年健康被害に苦しんできたとも言います。何か、物悲しく、とても切ない記事ですね。ジョー・オダネルさん自身は85歳が享年だそうですが、この写真が意味するメッセージや事実は、本当に重く、衝撃的に私の心にずしりときました。

毎年、この暑い時期になると、あの戦争について色々と考えさせられますね。もっと、我々も今の世界の現状に目を向けなければいけません。本当に色々と考えさせられる写真を感じた休みの日の一こまでした。



それでも世界を目指せ!

2007年08月11日(土)
先日、ユニクロを展開する「ファーストリテイリング」(FR)社が、ドバイの投資ファンドと争っていた、米国高級アパレルショップのバーニーズ・ニューヨークの買収合戦で断念するとの「発表」がありました。知名度が高く、センスもあるショップを買収して、世界に打って出るFR社の展開に期待していましたが、今回は、オイルマネーに勝てなかったということである程度仕方がないことでしょう。

ただし、FR社代表である柳井社長の貪欲な成長意欲にはいつも敬服していますので、またチャレンジはし続けて欲しいと思います。2010年に1兆円を目指すと公言して、強烈な危機感とあくなき成長心でFR社を引っ張っている柳井社長は、「成長しなければ死んだも同然だ」という信条の持ち主。日本発、世界に通じるアパレル企業としての飛躍にも私は夢をかけています。

さて、もう一社、何度かこのブログで紹介してきた、日本発で世界を目指す企業。「サマンサタバサ」にも私は以前より注目してきました。同社は、20代には圧倒的に人気のあるブランドで、世界のVIPをイメージモデルにつける手法で、話題を呼んできました。もちろん、同社の寺田社長も世界を目指す日本”初”で、日本”発”の高級ブランドで勝負したいと言います。

どちらかと言えば、少し背伸びをすれば買える位置づけとしてのCOACHのような、ブランドポジションを狙うのではないかと私は見ています。オーソドックスな戦略だけど、世界に通用する日も来るのではないかと私は注目しています。アジア人には難しいと言われてきたアパレルの分野でも、是非、グローバル企業として飛躍して欲しいものです。壁を乗り越えて、世界を目指せ!


Posted by 鈴木 進介 at 10:29  / 世相を斬る  / この記事の詳細
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