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鈴木 進介
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無印良品

2008年04月04日(金)
私は、「無印良品」のファンです。今まで全く興味がなかったのですが、少し買い物をしてみると一気にファンになってしまいました。最近は、ハマってます。何がいいかというと、シンプルなデザイン感。そして素材などの安心感。適度な値ごろ感。そして、商品に込められた哲学が感じられるところです。

元々私はシンプルなスタイルが生活においても仕事においても好きだったので、そこに合っていたといえばそれまでです。でも、シンプルなものを企業の立場で売り出すことを考えるとこれは意外に難しいことでもあります。なぜなら、シンプルは下手をすれば殺風景で面白みのないものに捉えられる可能性もあるからです。

しかし、そこに温もりやセンスのいいデザイン性を上手に絡め、ひとつの哲学でコンセプトを貫いている無印良品には、そんなことは全く感じません。無駄なものをそぎ落として本質を追求していくと、自然とその商品が持つコンセプトや哲学が浮かび上がってくる。無印良品は、その最たる例ではないかと私は感じています。

今後は、世界での店舗展開も加速していくそうですので、とっても楽しみですね。今さらながらLOHASという言葉が出てきていますが、同社は創業の頃よりそんなエッセンスを兼ね備えていたように思います。是非、無印良品を個人的には今後もウォッチし、応援していきたいと思います。


私のバイブル

2008年03月22日(土)
「鈴木さんは、どんな本が好きですか?」、「何かお薦めのビジネス書があれば教えてください」。これは、よくされる質問です。いつも、様々なところで話してきていますが、今は「リクルートのDNA」という本と、「青年社長」の二冊をお薦めしています。ビジネス書の中でも王道的な書籍。私のキャラからすれば、そんなの薦めそうとも言われそうなナンバー。

ちなみに、私は勉強になるようなノウハウ本や学術書は薦めませんので、ご質問いただく方は、聞いても参考にならないと思いますよ。「リクルートのDNA」を読めば、事業の作り方、ビジネスモデル、会社の成長など全てのエッセンスが入っているのではないかと思うくらいの良書です。私はこれ一冊で充分ですし、何度も読み返すバイブルです。

そして「青年社長」はワタミの成功事例を小説化したものとしてあまりにも有名な本ですが、どちらかと言えば起業やリーダーシップに興味のある方には良書だと思います。私も節目節目には読み返すことが今でもありますよ。そして、この二冊を読むこと以外は、体と心を使って、現場で全てを覚えていく。これがビジネス書の良い活用法だと思います。

今のところ、この二冊を越える本は、ビジネス書ではありません。そもそも私は経営メソッドのトレンドを追っかけませんので、この二冊をバイブルにしたら、自分にどう転化させていくのかしか興味がないというわけです。新規事業、起業、リーダーシップなどに興味のある方は、この二冊を深く何度も読み解いていきましょう。そして実践で使ってみましょう。


出張に持っていった本

2008年02月20日(水)
昨日は、鹿児島へ出張。とっても天気がよく、桜島も本当に美しかったです。さて、空港などで待ち時間がたくさんあることが分かっていたので、購入して読めてなかった本をたくさん持っていきました。ビジネス書は面白くないので読まないと決めていましたが、仕事の資料として読み込む必要もあるんですよね。

さて、まずは一冊目の「夢をかなえるゾウ」。小説タッチにコテコテの関西弁の神様と称する人物が人生における幸せの法則を説くもの。自然体の関西弁でうまくツボを押さえている部分が画期的な本です。そして、「中国古典の読み方」の文庫を・・・。やはり古典は難しい。

そこで気分を変えて普段は滅多に読まない金融系の本で「お金は銀行に預けるな」「心理経済学」を斜め読み。なかなか頭が整理できていいんじゃないでしょうか。金融は少し難しくてとっつきにくいものだと思っていましたので、平易な解説が良かったです。といっても、ビジネス書はクリエイティブ思考を痛めつける公害でもありますね。感性が鈍るので、次の本へと移りました。

次は、最近気になる作家「新堂冬樹」「吐きたいほど愛している」「ろくでなし」に着手。元々闇金業者出身の著者が、闇社会を描きつつ、一方で超純愛小説を描く。そんなアンバランスなところが好きなのです。上手に人間の欲望と心理を描く様は絶品ですね。さぁ、ビジネス書は横において、人間の心理と真理に迫りましょう!


年末年始の課題図書

2007年12月16日(日)
私は、書籍を購入してはあらゆる所に積んで、暇を見つけては読むという人間です。事務所、カバン、自宅トイレ、自宅テーブル、自宅棚など。で、長い休みのある時に、できるだけ片付けてしまおうという魂胆なのです。ということで、積んでいる書籍の中には、まだ読んでいる途中というものがたくさんありますので、年末年始にでも読みきってしまおうと考えています!以下、参考までに。。。

1.「起業家2.0」(佐々木 俊尚著)

ヒルズ族とは違う次世代型の起業家9人を追うドキュメント。この起業家の殆どは私と同じ歳か同世代。大いに刺激を与えてくれます。

2.「日本人としてこれだけは知っておきたいこと」(中西 輝政著)

自虐的な日本人として知っておくべき太平洋戦争の解釈の仕方や天皇制についてなど、一見するとタブー視されてきたものに著者は挑む。的を得ている内容です。

3.「コーチングの神様が教えるできる人の法則」(マーシャルゴールドスミス著)

元GEのジャックウェルチを教えたコーチがリーダーの能力を高めるための手法を公開している。部下を持つ人はドキッとさせられる内容が複数盛り込まれています。

4.「不毛地帯」(山崎 豊子著)

昭和の参謀であった瀬島龍三や、伊藤忠をモデルに商社や昭和という時代の裏側を描く迫真迫る優れたストーリー。全4巻は気合を入れて読む必要があります。


ということで、できるだけ続きの文章も読みきって、2008年以降の肥やしにしていきたいと考えております。ご興味のある方や、年末年始が暇な方にはお薦めです!


ついに一部上場かぁ・・・。

2007年12月12日(水)
私の親戚は、基本的にサラリーマン家系です。よく鈴木さんが起業しているってことは商売人家系ですか?って聞かれますが、全くそんなことはないです。ただし、遠戚の方でついに東証一部上場企業までいった方が誕生しました!これは、本当にすごいことだと思いますし、小さい頃に会ったかどうかも記憶が定かではないくらいの存在ですが、それでも誇らしげなことです。

親戚が展開する企業は、ネットとリアルで自転車の小売業を展開する「あさひ」という名前の自転車関連の会社。世界一自転車の販売台数が多いとかで、かつては表彰されたこともある。こんな会社が、10月に二部から一部に指定替え上場していたのでした。一見すると地味な業界ですが、愚直に事業に取り組まれてきたので、逆に素晴らしいことだなぁと心底思います。

私は長男で、家系をたどると、武士の家系。さらに幕末時代を駆け抜けた曽祖父の更に父親は商売で大変な財を成したらしい。ところが曽祖父の時代にその財産を遊んで使い切ってしまったとのこと。曽祖父は舞台役者もかじったほどの色男で、通りすがりの女性が振り返るほどの男前だったらしい。そりゃ遊郭でもモテますわね。調子に乗りすぎたようです。

その後、祖父の時代になってからは、太平洋戦争で祖父が陸軍に属して北京方面まで遠征に。帰還後は決して恵まれない環境だったそうですが、父の代から普通にサラリーマンになりました。そして、私。家の系譜や親戚の活躍をたまに親から聞きますが、次はお前だとの無言の期待とプレッシャーが会話中飛び交う。うん、やっぱり長男筋として、自分の系譜で良い流れを作り出すためにも、気を引き締めて日々頑張らなければいけない。


”一万円札”は拾うな!?

2007年09月30日(日)
昨日、会社帰りに電車を乗り換えようと人ごみを分け入った時に、ある落し物を拾った会社員がキョロキョロとあたりを見回していた。手にしているのは紙キレに見えたけど、よく見てみると一万円札。誰かが落としたらしいけど、人ごみにまぎれて、持ち主に返したくても持ち主が分からない様子。

拾った会社員は発車寸前の電車に乗るか、落とし主を探して人ごみに戻るか、まさに右か左かキョロキョロと迷っていた。結果、電車のベルが鳴ってしまったので走って拾った万札を握り締めたまま、電車に飛び乗る。その光景を周囲は皆凝視していた。あの後、どんな視線にさらされたのだろう?その万札はどうしたのだろう?

というよりも、自分がその立場ならどうしただろうか?迷うところでもあります。電車に乗るか、一人ずつ確認のため人ごみで持ち主調査をするか。友人は以前、家族で王将に行こうとしたら、店の前で一万円札を発見。それを拾って、即Uターン。王将をやめて、高い店に変更したそうです。

目の前にあることより大事なことや長期的な思考を持てという趣旨の、「千円札は拾うな」という本がかつてベストセラーになりました。では、”一万円札”なら、皆さんはどうするでしょうか?そんな場面を目撃した自分も考えさせられる出来事でした。ちなみに、休日残業の帰りで空腹状態だった私は、恐らくまともな判断ができなかったことでしょう。^_^;



衝撃的な写真

2007年08月12日(日)
dfb3f81a.jpg今日は、夏バテで仕事は休みにしました。でも、こんな時でもがんがん働いている人は世の中にたくさんいるんですよね。なぜか私の周りの友人や親戚も忙しくて働いている人が多いし、私の姉も主人が仕事で忙しいからと一人で親元に帰省。そして、私はと言うと、久しぶりにボーっとしながら、新聞をふと隅から隅まで熟読してみました。すると、衝撃的な写真が目に飛び込んできます。

冒頭に掲載した写真は、「焼き場に立つ少年」というタイトルらしく、かなり有名な写真なのですが、記事ではこれを撮影したジョー・オダネルさんという人が亡くなったというもの。ちなみに、あの写真が意味するところを皆さんは分かりますか?あれは、原爆が投下された後に、被災した長崎市内の様子を撮影した一枚なのですが、亡くなった赤ん坊を背負い、火葬の順番を待つ少年の姿なのですよ。

実は、この写真を撮影したジョー・オダネルさんは、撮影した際に、自ら残留していた放射能によって被爆し、長年健康被害に苦しんできたとも言います。何か、物悲しく、とても切ない記事ですね。ジョー・オダネルさん自身は85歳が享年だそうですが、この写真が意味するメッセージや事実は、本当に重く、衝撃的に私の心にずしりときました。

毎年、この暑い時期になると、あの戦争について色々と考えさせられますね。もっと、我々も今の世界の現状に目を向けなければいけません。本当に色々と考えさせられる写真を感じた休みの日の一こまでした。



私の読書術

2007年07月27日(金)
私は日々様々な本を読んでいますが、本の読み方、選び方を参考までにご紹介したいと思います。まず、私が読む書籍のジャンルは、雑誌を除き、大きく分けて三つです。1.ビジネス書(経営理論・ノウハウ系)、2.ビジネス書(リーダーシップ、モチベーション、企業家など人間系)、3.小説・エッセイ(歴史もの、恋愛系など)、この3つに大抵集約されています。また、これは意図的にこのようなジャンルを選択しています。

では、なぜこのジャンルなのかということなのですが、”バランス”を持たせるためというのが大きな理由です。特定のジャンルに集中しないことで偏った感性や思考に陥らないようにすること、そして硬いものから柔らかいものまで幅広く読むことで、メリハリをつけるということです。ちなみに、ビジネス書の中でも経営理論やノウハウ系は、仕事柄、一応チェックしているという程度で流し読みをしています。

しかし、同じビジネス書でも人間系の分野がテーマのものや、小説の類はできるだけ熟読するようにしています。なぜなら、ビジネスをする上でのポイントは人間をよく知ることにあると私は考えていますが、それには文章の裏側や背景をどうイメージし、それを自分の血や肉に変えていくのかということが大事だと思うのです。

そのため、理論系はサラっと、そして人間系や小説の類はジックリと読むというのが私の読書スタイルです。また、ある程度、どのジャンルを、どの時間帯に、どこで読むのかも決めていますので、自分自身が無意識のうちに本の世界におぼれないように、読書までも仕組みづくりを行って、実践しています。



パターンオーダーという選択肢

2007年05月31日(木)
先日、友達とスーツのパターンオーダーの店をふらりと立ち寄ってきました。格好いいスーツがないかなと思って、ネットで偶然見つけ、実店舗があったので直接行ってみたのでした。「キャラリスト」といって、よくマスコミにも取り上げられているようですが、接客もシステムもなかなか心地良かったですよ。値段も比較的リーズナブルなところがいいです。

パターンオーダーですから、いくつかの選択肢から順番に選んで採寸してもらえば、約3週間程度で完成するようです。顧客の自宅にも来てくれますし、店舗にいってもいいですし、リーズナブルな価格で仕組みがシンプルなので、一定の需要はあるかなと思ってお店を見ていました。客層は年配者から若者まで、そして男女問わず幅広い感じ。

オーダーでスーツを作るというと敷居が高い感じがしていたのですが、意外にも気軽な感じで入りやすかったです。昨年の夏に、私はとある好きなブランドのスーツを購入したのですが、いまいちピンとこない始末。生地も見た目もいいけど、所詮は既製品。私はウエストが細いわりにお尻の張りが大き目なので、修理するにも限界があって、しっくりきてませんでした。そこでオーダーという選択肢を考えるようになったのです。

パターンオーダーは納期と価格がネックでしたが、ここがクリアになれば、客としては嬉しいところ。私は職業病なので、ついつい商品やサービスそのものよりも、ビジネス的にどうなのかという分析を始めてしまいます。今、同店舗の事業は調子がいいようですので、私もウォッチしていこうと思います。


義理と人情

2007年04月19日(木)
4d61d222.jpg今話題になっている、みのもんたの「義理と人情」という本を読みました。2時間ほどですぐに読めましたが、なかなかいいですよ。中身は芸能界のミーハー的な内容というよりは、何故みのさんが今の地位まで上り詰めたのか、またそこに至るまでに人間の義理と人情がいかに関わってきたかが書かれています。みのさんは単に仕事中毒と見られていますが、その裏側には様々な哲学や想いがあったようですね。

私は中でも参考になった箇所があります。それは「仕事が好きなのと仕事が楽しいというのは必ずしも一致しない」ということです。みのさんは、3年前くらいからやっと心底仕事が楽しいと感じれるようになったと文中で表現していました。昔から仕事は大好きですが、楽しいとは感じきれなかったとも語ります。なるほど。含蓄のある言葉ですね。

仕事が好きと言っても、どこか経済的な自由がなかったり、ライバル心や嫉妬、まわりとの関係など、様々なしがらみが、そこには存在しているのが普通です。また、誰しも、そういったしがらみから全て解放されたいと望むものです。しかし、その裏側には人知れず積み重ねてきた、みのさん独自の苦労と努力が存在していたのです。

誰しも、仕事を楽しいと感じるためにはまず好きにならなければダメですけど、仕事が好きでも楽しいと心底感じるためには、地道な努力の積み重ねを忘れてはいけませんね。本書は、ビジネス書として、自己啓発本として、更には芸能界のサブカルチャー本として中間の位置づけのため、とっても貴重な良書だと私は思いました。手軽で、おすすめの一冊です。


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