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値引きが少ない方が得?

2007年10月28日(日)
こちらも人気のある話題です。「値引きが大きい方が損をする。」というお話。

僕の周りにはカメラ好きが結構います。流行のデジタル一眼を毎年のように最新に買い換えているのです。(毎年いいのが出ますからね。)

で、彼ら曰くポイントが「買う段階で売る時の事を考えて買う。」のだそうだ。

10万円のが1年後8万円で売れれば、1年間実質2万円で満喫したことになる。(もちろん5万円くらいになってしまう物もある。)

そんなお話です。


まずは新車の話でいきますね。

現在、値引き額が少ない(ほぼ0円)のは、レクサス全車種、BMW MINI、ポルシェ全車種などです。
カイエンなんて、値引きどころか『売り切れ』ですからディーラーに行って、「カイエンの値引きはどれくらい?」なんて切り出した日には、店員に鼻で笑われてしまいます。

逆に、値引き額が多いのは、ボルボ、マツダなどです。

これ以外の車種も、値引き額の多い少ないがあり、「この車が欲しい!」という方以外は、競合他社と比べる時の決定要素の一つになっているようです。(購入記をみていると。)

でも、ちょっと待って。単に「安いから」「安くしてくれたから」で車を買ってもいいのでしょうか?


まずは基本。人気車は値引きが少なく、不人気車は多い です。

(どこかに書いたかもしれませんが)日本の場合、中古車の人気は新車人気に比例します。つまり、不人気車(メーカー)を買うと、中古車でも不人気のまま=査定(リセールバリュー)が低いまま になります。

まぁ、新車でコミコミ140万円の車を100万円、300万円の車を220万円のバーゲンプライスで売られたら、中古車はいくらにすればいいのか困ってしまいます。

逆に値引き0円のMINIなどは、人気車種なので中古車でも人気車種=1年落ちなら差額どれくらい、3年落ちならいくらくらい出しても欲しい。という価格・ニーズをある程度読める。
なので、査定もしやすい。
業者は、在庫車の仕入れをする時に売れやすい車の方がいいので、人気車を買う。そして、人気はさらに上がるのです。

ということで、例えば定価250万円コミ300万円や、定価270万円コミ300万円(20万円引き)で買った車が5年乗って150万円で売れれば、実際のコストは150万円で済んだことになる。
定価250万円コミ250万円(50万円引き)で買った車が5年乗って、70万円で売れれば実際のコストは180万円、50万円で売れれば200万円、かかったことになる。

どちらが得か?お分かりですね。

「うちは乗り潰すんだから、関係ない。」と思ったあなた。それがちょっと違うんです。

この値引きというのは、メーカー、ディーラーの販売戦略な訳です。原価がどれくらいで、どれくらい売って、どれくらい儲けるか?
逆算して、どれくらいなら値引きをしてもいいのか?全て戦略で決められているのです。

(たまに出るとんでもない値引きは、営業マンの自腹だったり、ディーラーの不正だったり、裏があって発生することはありますが。)

その額が基本0円と、基本10%や17%のメーカーとある訳です。

そもそもの車両本体価格の値付けが適正なの?
そんなに安く出来ると言うことは、作りも安っぽいんじゃないの?
という話になりますよね。

実際、業界に居るとそんな話が入ってくるのです。(だからあのメーカーのタクシーって少ないんだ〜。納得。)

同じメーカーの車でも、そういうのがあります。(あれは、トヨタが開発した車じゃないからね。とか、あれはドイツの工場で作ったのじゃないからね。など)


ついでに言うと、中古車販売でも同じ。

この情報化社会、普通の車で普通の仕入れをして、とんでもない暴利を乗っけてたら、販売価格が飛び抜けて高くなるのだから、売れる訳がないのです。

安いなら安いなり、普通なら普通の程度の適正利益を乗せた中古車のはずなのです。

そして中古車というのは、他の商売と違って大量仕入れというのはありません。1台1台仕入れて、経費を乗せて価格設定をしているので、バーゲンなんてありえないし、在庫入れ替え処分セールなんてないのです。

なのに、商談でいきなり「値引きする、サービス品を付けるから」というのはどういうこと?
そもそもの値付けが適正なの?(適正じゃない価格を付けているような車屋から買いますか?)
そんなに安く出来ると言うことは、ボロいんじゃないの?
という話になりますよね。


【教訓】新車も中古車も、値引き額だけで車を選ぶのはやめましょう!

TVとかも、そうですよね。ちゃんと知識を入れて量販店に行かないと、いきなり行って、店員のいいなりに安いのを買うと、とんでもないことになります。

Posted by agent at 23:48  / 業界情報  / この記事の詳細  / この記事を編集  / コメント(0)
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