こんにちは、ビーコン菅原です。
R8CではデータフラッシュROM を内蔵する製品があります。
データフラッシュROMとは 1KByte×2ブロックのフラッシュROMのことで、他のフラッシュ領域よりもイレーズ回数が多い仕様となっています。プログラムの実行で発生する、ログを記録するような用途を想定していると思われます。
ちなみに、普通のプログラムを入れる領域はユーザーROM領域と呼ばれます。
R8C シリーズは データフラッシュROMのありなしでグループが分かれています。
たとえば
R8C/28 はデータフラッシュ無
R8C/29 はデータフラッシュ有
R8C/28グループとR8C/29グループの違いは データフラッシュの有無のみです。
R8C/2A はデータフラッシュ無
R8C/2B はデータフラッシュ有
R8C/2AグループとR8C/2Bグループの違いは データフラッシュの有無のみです。
これらの型番を見ると推測できますが、今のところ、偶数(R8C/n)の型番グループと(R8C/n+1)の型番グループではデータフラッシュROM の有無のみを除いて同じ製品となっています。
E8でプログラム開発していて残念なのは、プログラムをダウンロードしたり、デバッグで書き込んだりするとデータフラッシュ領域もクリアされてしまうこと。
以前、アナログ部分の機体固有の誤差をなくすための補正値をData Flash ROMに記録しておくようにしていたのですが、E8でプログラムをアップデートすると見事に消えてしまいました。補正データは外付けのEEPROMに記録するように仕様変更して事なきを得ましたが、E8でもダウンロード時データフラッシュ領域を消すか消さないかを選択できるようにしてもらいたいものです。
このほか、E8接続時のデバッグ用プログラムをデータフラッシュROMに格納する設定にすることもできます。データフラッシュ領域を使っていなければ、ユーザROM領域を使わないので、ユーザROMをぎりぎりまでアプリケーションで使うことができます。
私は E8を使用していますが、おそらくE8aでも同様かと思われます。
弊社で開発した基板例
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