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大引け雑感

2008年07月28日(月)
ファニー・メイとフレディ・マックの米住宅公社2社に対する支援法を巡っては、意見は真っ二つに分かれているようです。これによって公社の信用不安は遠のき、市場は正常化に向かうという楽観的見方と、いやいや公的資金導入となれば、資金導入が底なし沼的な見地から大インフレが起こるとの悲観的な見方です。

住宅不安に対する米政府の対策が公的資金流入から社債の保全を図ることに対して、証券では空売りの禁止、商品では建て玉制限(事実上の空買いの禁止)に発展する可能性があり、あの手この手に訴えて、国民の不安心理や不満(ブーイング)への対応に追われる状況、経済に対する一方政治外交面では北朝鮮やイランへの懐柔策から緊張の緩和方向に躍起の状態、ブッシュ政権の末期(レイム・ダック)の時点で、内にも外にも妥協を図り、ダメ大統領の烙印を押されないように、イラク政策の失敗を取り返そうと躍起になっているようです。

さて、市況についてですが金は930ドルラインの攻防線、真夏の不需要期に大健闘というところでしょうか。白金が久しぶりの反発を見せています。最近の急落に対する実需買いが入った模様、自動車販売台数の減少から需要減退という材料にもぼちぼち飽きがきたか。南アでは電力価格上昇に対する抗議ストライキが始まっており、来月早々には鉱山会社のストライキも予定されており、需要面から供給面に視点が移る可能性も。

穀物市況は急反発症状、週末の産地の反発や、今週の高温乾燥予報から夜間取引の急反発が加わり、特に大豆がストップ高に張り付く情勢です。国内ではここ最近の急落から買い手の値洗い内容が悪化しており、売り方ペースから今日の反発に対しても疑心暗鬼となっています。大勢は今年の大天井を既に打っており、リバウンド相場がどこまで戻れるのかという見方が占めています。原油安からのフレートの下落も弱気に見方する動き、作柄の遅れをどの程度取り返すのか、今夜の引け後に発表される作柄に注目!


Posted by トピック at 17:31  / この記事の詳細
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7月最終週のスタート

2008年07月28日(月)
おはようございます。

今週で7月相場も終わり週末には8月入りとなります。日経朝刊では「米企業も買われる側に〜国外からの買収が3割に達する〜」との記事にあるように、サブプライム発のドル安・景気後退による影響から米企業に割安感も出ているようです。日本企業でも東京海上が約500億円で米損保買収と、日本の海外企業買収では最大規模となっているようです。

米住宅公社2社の支援法が成立の運びとなったものの、住宅在庫の増加が止まらないことや、公的資金の導入が将来的なドル安要因となると考えられることから、楽観的な見通しばかりではないようです。

商品市場では原油価格の下落が続いており、当局の規制強化に向けて年金基金やヘッジファンド等の資金流出が続いており、正式な規制強化前に市場離脱が目立っており、ファンドポジションも1年5ヶ月ぶりに売り越しとなっています。これは離脱するものはある程度退場しており、ポジションの整理は地相場の形成に向かわせており、需給・ファンダメンタル相場に戻りつつあることが考えられます。原油市場同様に穀物市場からの市場離脱に向かっているようで、コーンなどは原油価格がピークから16%下げたことに比較すると、25%下げており天候改善とは言え少々売られすぎの域に入りつつあるようです。

先週は原油や穀物の急落と、ドルの買い戻し、株価の反発と唯一高値思考の金にも売り圧力がかかり一時920ドルを下回る場面も出ています。原油や穀物と違い当局の規制の対象外であることから、今後もドルの代替通貨としての輝きを放つものと思われ、夏場の不需要期を乗り切ると秋口以降に市場最高値への期待が広がることになりそうです。




Posted by トピック at 07:33  / この記事の詳細
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