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価格操作疑惑から刑事告発されたファンド

2008年07月25日(金)
CFTC(米商品先物取引委員会)が9月15日までに、米議会にインデックス・ファンドの市場参入の是非について報告書を出すことは既報の通りです。具体的に言うと今年の1-3月期に商品市場に流入した新規の資金は3兆円といわれており、これを含めてコモディティ・インデックスの投資資金段高は推定で25兆円程度に上っているものと考えられます。

先日お伝えしたように、インデックス・ファンドの代表格カルパースの資金が、原油や穀物市場から約2兆円分が流出しているとの報道にあるように、社内での人事の問題も絡んでいるとは言え、政府の投機資金監視強化に対して、原油や穀物の取組の減少をみれば当事者間では既に先取りする撤退を続けているわけです。

昨日のニュースで目を引くのは、CFTCがオランダのファンドをNYMEXの石油市場で相場操縦を行い、100万ドルの不正収益をだしたとして刑事告発に動いています。価格操作で告発されて事件としては今回が初めてのケース。9月15日を前にして既にCFTCが動いていることを証明しており、しかも刑事事件となると金の問題のみならず、手が後ろに回る可能性があり、ヘッジ・ファンドにしろインデックス・ファンドにしろ戦々恐々とさせるには十分な圧力と考えることができます。

上述のように既に市場から離脱する動きが促進されるものと考えることが普通ですが、昨日の原油市場は前日比+1ドルと上昇を見せています。戦々恐々組は既に市場から撤退しており、いまさら市場離脱するファンドは存在しないのか?或いは離脱者続出によって既に売られすぎの水準にたってしているのか?事実は今後の市況動向ということになりそうです。


Posted by トピック at 16:02  / この記事の詳細
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朝一番情報

2008年07月25日(金)
おはようございます。

【金融・為替】
ドル円相場は107円40銭と昨日からは40銭前後の円高・ドル安で推移、ユーロ・ドルは1.567ドルと若干のドル安、ダウは283ドル安の1万1,349ドルに急落、失業保険申請件数や、中古住宅販売件数が事前予想を下回ったことや、フォード自動車の4−6月期決算が9300億円の赤字を計上したことは、米国経済やドルをネガティブなものにしています。

* 6月の米中古住宅販売:486万戸
* 6月の米新規失業保険申請件数:40万6千件

【石油市況】
原油は1245.49ドル(+1.05)に反発、ハリケーン・ドリーの石油施設への影響はほとんどないものの、ショートカバー中心に戻る展開。取組の減少と先行きの米経済の悲観的な見通しから、需要減退が統計上の数値にも現れており、弱気筋は80ドル割れを唱える向きも登場、強気勢も最近の急落に対して口を閉ざすものとなっています。

【貴金属市況】
金はドル相場の軟調推移一服から症候状態、取組は最近のピークから3万6千枚急減しており、ETFも22日・23日の両日で30トンの減少を見せており、相場自体も900ドル前半で下値を固める段階で仕切り直しの感が強いものとなっています。

【穀物市況】
穀物市況はコーンが小幅堅調、大豆は反落となっており、相変わらず産地天候の好天見通しに急落後の戻りも限定的となっています。原油価格の下値目処も立たない情勢で、今後の好天予想が続くようであれば一段の下値を探る可能性も否定できない状況、逆にこの時期特有の高温予報が出されると作柄にストレスが発生するために、再度の上昇トレンド構成もあり得る状況となっています。現状は売り方有利の相場展開か?


Posted by トピック at 07:37  / この記事の詳細
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