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金融不安解消途上!

2008年07月23日(水)
ポールソン財務長官がファニーメイとフレディマックの救済案を提示し、早ければ23日の今日にも採択される見通しを米下院議長が表明しており、金融不安の後退観測が広がりだしており、ドルが買い戻されると同時に株価も反発するという展開となっています。昨日決算発表した米大手銀行ワコビアは、単体でサブプライム関連の損失が1兆2,000億円余りに達しており、シティやメリルに並ぶ損失を出していることからしても、現在の金融不安は住宅公社も含めてお世辞でも楽観視できるものではありません。

最近の傾向としては週末に危機が発生し、週明けの市況に悪影響がおよぶ可能性があると、日曜日にも関わらず財務長官や、FRB議長が会見を開くという状況で依然として金融不安の払拭には程遠い状況となっています。不安解消のためには手段は選ばないというのが現状であっって、昨日のフィラデルフィア連銀総裁のプロッサー氏の「年内に利上げの言及も」も、「逆に利上げなどできない状況でも言うのはタダ」という「口先介入」の一部と考えられます。

現在の政治は「株は空売りの禁止」から金融株が反発し、「商品は空買いに対する制裁」をちらつかせて原油価格を引き下げるという状況で、資本市場に対する政治の介入以外のなにものでもない状況です。物価が高い政治への不満が蔓延し困る、金融株の急落は信用不安を招くので困る、困るVS困るの構図となっています。規制をかけてガス抜きをやらせているとも置き換えられます。自由な売買を規制しながら、当局の思惑通りに流れているものの、相場の流れそのものを変えることはできないのであって、規制の解消は相場の流れをいずれ逆行から順行に戻すものと思われます。


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朝一番情報

2008年07月23日(水)
おはようございます。

【金融・為替】
ドル円相場は107円25銭前後と昨日から80銭の円安・ドル高で推移、ユーロ・ドルは1.579ドルとドルが反発、ダウは135ドル高と1万1,602ドルに急反発しています。米大手銀行のワコビアの決算は事前予想を上回る悪い内容となったものの、フィラデルフィア連銀総裁の年内の利上げ発言にドルが急伸し、原油安・株高につながり、商品市場は原油安とドル高に反応しての下落を余儀なくされています。

【石油市況】
熱帯性暴風雨「ドリー」がメキシコ湾の石油施設を通過しないとの見方に急落、127.95ドル(−3.09)に急反落を強いられています。ドルの強基調も売り要因とされたものの、安値の125.63ドルからは買い戻されて引けています。

【貴金属市況】
夜間取引では970ドル前後まで買い進まれたものの、ドル高と原油安から急落を余儀なくされており、一時942ドルまでの下げを見せており950ドルを割り込んだまま引けています。先週は取組が50万枚近くに膨らんでおり、ドル高と株価の反発から投機筋の利食いが出やすい展開となっているようです。

【穀物市況】
穀物はコーンが続落、大豆はショートカバーに支えられ反発、週間作況報告で作柄の改善が一部見られたことに、一頃の作柄不安が後退したことから下値の目処が見られない状況となっており、本日のドル高や株高も嫌気要因となっています。


Posted by トピック at 07:31  / この記事の詳細
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