19日(土)のセミナーより
2008年07月21日(月)
おはようございます。
今日は「海の日」の休日で3連休最後の日、5年前から7月の第3月曜日となったようで、子供たちにはこの週より夏休み、大人たちにも一日あげますよということでしょうか。
さて、既に週明けの市況はスタートしており、ドル円相場は現在106円90銭台と週末の海外市場の引け値近辺で推移、ユーロ・ドルは1.583ドル、金のスポットは956ドル台と2ドル前後確りとなっています。今週も米国の金融不安の度合いに市況は大きく影響されるものと思われ、今夜はバンク・オブ・アメリカの4-6月期の決算発表が注目されます。
先週19日(土)はセミナーに参加しました。TOCOM主催で金は講師が豊島氏、石油はUBS証券の伊藤氏という面々、テクニカル分析ではジム・ロジャースとも懇意にされている林氏ですが、所要で林さんの講座はパスしました。
先ずは豊島氏の講座(豊島さんの話に私の意見も加わっていますので、そこを了解していただきたいと思います)ですが、今月からスタートした東証の「金ETF」に深く関わっています。承知のようにETFの現物は英大手銀行のHSBCのロンドン地下金庫に保管されます。一方の信託契約は今夜決算発表されるバンク・オブ・アメリカですが、世界でも二桁の国々で上場される金ETFですが、バンク・オブ・アメリカの過去3年間の収支報告書(英文)が必要となるわけですが、日本ではその和訳文書が必要となり、多くの時間を要したとの苦労話、日本の金融庁のおかげで上場コストが他市場の三倍かかり、時間も多く擁したとのことです。
このような状況が続くとジャパン・バッシング(日本叩き)からジャパン・パッシング(日本市場が無視されて、日本を素通りして他国市場に向かってしまう)というもの。日本市場が閉鎖的といわれても反論できない問題を抱えているようです。
上場後の出来高は先日も指摘したように、冴えないスタートの状況が続いており、海外からの期待感がしぼんでいるようです。金ETFの参加者は今のところネット口座からの参加者が多く、証券会社の営業からの参入者は少なく、自己責任を了解しているネット客が主流を占めているようです。今後証券会社の営業努力が問われることになります。
需給に関しては中国が生産高で昨年から世界第1位となり、消費でも第2位となっており、既に上海黄金取引で先物取引が開始され、国内の金取引4大銀行に公開しており、輸出入の完全自由化が待たれる段階とのことです。外貨準備高は現在1兆8,000億ドルに上っており、65%がドル資産で運用されておりますが政府としては流入した資金が暴れないことを考慮しているようで、その意味で金の現物投資のような資金が眠るような状況を歓迎しているとのことです。
さて、中国の話題から離れます。豊島氏の価格認識として2ヶ月前くらいには価格ベースを850ドルとみていたようですが、現在は900ドルに引き上げて考えているとのこと、実需の引き合いが価格慣れもあり900ドルに引き上げられているとのことです。中東やインド・アジアという部分でしょうか。今後4〜5年間の間に1,100ドル〜1,200ドルを目指すという見方でした。現状はETF買いvsスクラップ売りの構図となっているとのことです。
最後にお堅い英国の経済誌「フィナンシャル・タイムズ紙」の今年1月8日の社説を紹介、“付け加えると豊島氏は社説という部分を特に強調していたようです”以下のような記事の内容です。
* Gold is the new global currency
* 金は新たな“世界の通貨”
* It look cheap! 250ドルからここまで上げたが未だ安く感じられる。
* Prices have a long way to go インフレ調整後の価格で見れば、859ドルも未だその半分以下の水準
* 1,000ドル超えても、“安全資産としての価格レンジの下限”
という強気な見方です。通常の紙面ではなく“社説”ということを豊島氏はアピールしたいようでした。
まだまだ内容に踏み込んだものとなるには不十分ですが、今回はこの程度の要約とさせていただきます。伊藤氏の原油価格の見方は目先は弱気しており、需要の減少が統計数字に表れており、大きな調整とすると80ドルを割り込む可能性もありという大胆なもの、しかし、その後は200ドルオーバーの可能性も指摘しております。(原油市況はいずれにしろ大荒れの相場展開ですから、はなし半分に聞いておいてください)
では連休最終日、皆さん有意義に過ごしてください!
今日は「海の日」の休日で3連休最後の日、5年前から7月の第3月曜日となったようで、子供たちにはこの週より夏休み、大人たちにも一日あげますよということでしょうか。
さて、既に週明けの市況はスタートしており、ドル円相場は現在106円90銭台と週末の海外市場の引け値近辺で推移、ユーロ・ドルは1.583ドル、金のスポットは956ドル台と2ドル前後確りとなっています。今週も米国の金融不安の度合いに市況は大きく影響されるものと思われ、今夜はバンク・オブ・アメリカの4-6月期の決算発表が注目されます。
先週19日(土)はセミナーに参加しました。TOCOM主催で金は講師が豊島氏、石油はUBS証券の伊藤氏という面々、テクニカル分析ではジム・ロジャースとも懇意にされている林氏ですが、所要で林さんの講座はパスしました。
先ずは豊島氏の講座(豊島さんの話に私の意見も加わっていますので、そこを了解していただきたいと思います)ですが、今月からスタートした東証の「金ETF」に深く関わっています。承知のようにETFの現物は英大手銀行のHSBCのロンドン地下金庫に保管されます。一方の信託契約は今夜決算発表されるバンク・オブ・アメリカですが、世界でも二桁の国々で上場される金ETFですが、バンク・オブ・アメリカの過去3年間の収支報告書(英文)が必要となるわけですが、日本ではその和訳文書が必要となり、多くの時間を要したとの苦労話、日本の金融庁のおかげで上場コストが他市場の三倍かかり、時間も多く擁したとのことです。
このような状況が続くとジャパン・バッシング(日本叩き)からジャパン・パッシング(日本市場が無視されて、日本を素通りして他国市場に向かってしまう)というもの。日本市場が閉鎖的といわれても反論できない問題を抱えているようです。
上場後の出来高は先日も指摘したように、冴えないスタートの状況が続いており、海外からの期待感がしぼんでいるようです。金ETFの参加者は今のところネット口座からの参加者が多く、証券会社の営業からの参入者は少なく、自己責任を了解しているネット客が主流を占めているようです。今後証券会社の営業努力が問われることになります。
需給に関しては中国が生産高で昨年から世界第1位となり、消費でも第2位となっており、既に上海黄金取引で先物取引が開始され、国内の金取引4大銀行に公開しており、輸出入の完全自由化が待たれる段階とのことです。外貨準備高は現在1兆8,000億ドルに上っており、65%がドル資産で運用されておりますが政府としては流入した資金が暴れないことを考慮しているようで、その意味で金の現物投資のような資金が眠るような状況を歓迎しているとのことです。
さて、中国の話題から離れます。豊島氏の価格認識として2ヶ月前くらいには価格ベースを850ドルとみていたようですが、現在は900ドルに引き上げて考えているとのこと、実需の引き合いが価格慣れもあり900ドルに引き上げられているとのことです。中東やインド・アジアという部分でしょうか。今後4〜5年間の間に1,100ドル〜1,200ドルを目指すという見方でした。現状はETF買いvsスクラップ売りの構図となっているとのことです。
最後にお堅い英国の経済誌「フィナンシャル・タイムズ紙」の今年1月8日の社説を紹介、“付け加えると豊島氏は社説という部分を特に強調していたようです”以下のような記事の内容です。
* Gold is the new global currency
* 金は新たな“世界の通貨”
* It look cheap! 250ドルからここまで上げたが未だ安く感じられる。
* Prices have a long way to go インフレ調整後の価格で見れば、859ドルも未だその半分以下の水準
* 1,000ドル超えても、“安全資産としての価格レンジの下限”
という強気な見方です。通常の紙面ではなく“社説”ということを豊島氏はアピールしたいようでした。
まだまだ内容に踏み込んだものとなるには不十分ですが、今回はこの程度の要約とさせていただきます。伊藤氏の原油価格の見方は目先は弱気しており、需要の減少が統計数字に表れており、大きな調整とすると80ドルを割り込む可能性もありという大胆なもの、しかし、その後は200ドルオーバーの可能性も指摘しております。(原油市況はいずれにしろ大荒れの相場展開ですから、はなし半分に聞いておいてください)
では連休最終日、皆さん有意義に過ごしてください!


