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波乱の週末

2008年07月18日(金)
波乱の一週間が終えようとしています。

原油の暴落に始まり石油製品が急落、穀物にも原油から来る連鎖安や天候の回復が下ブレ要因となっており、チャートの悪化からストップロスを巻き込む下げとなっています。貴金属の中では白金族や銀にまで、景気後退からの需要減退を催促するような下げに見舞われており、金のみが“ドルの代替としての通貨的要因”から下げ渋る動きを見せています。この3月に経験したような「信用収縮」の流れから、株式を売却した損失を商品の益だしで補う動きが4ヶ月ぶりに市場を揺さぶっているようです。

ドル不安=金融不安の流れから今週から来週にかけて注目されるのは、米金融機関の4−6月期決算昨日はJPモルガン・チェースの発表が予想外の好決算となり、ドルと株価を支える役割を果たしたわけですが、株式市場の引け後に公表されたメリルリンチは4四半期連続赤字の上に、ムーディーズが格付けを引き下げたニュースはネガティブなものでした。NYダウが2日間連続の反騰も、日経平均は朝方の上昇からマイナス80円の動きにつながったことは、米国の金融不安が簡単なものでないことを如実に表しているようです。

住宅公社の一角フレディ・マックが100億円の増資を計画していることが、WSJ誌からの報道、もう一方のファニー・メイも含めて資本内容が今後も注目されることとなりそうです。命名は人名を採用したとは日経紙に詳しい、我々の若かりし頃ヒットしたアメリカ映画「アメリカン・グラフティ」の挿入歌にも「ファニー・メイ」という曲が流れたそうな・・・。脱線気味となっていますが、今夜は金融界の雄「シティ・グループ」は3半期連続の赤字決算となる模様で、一株あたり0.6ドルの損失予想(前回は1.02ドルの損失)となっていて、一部の報道には配当停止のうわさも広がっており注目されます。


Posted by トピック at 16:24  / この記事の詳細
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朝一番情報

2008年07月18日(金)
おはようございます。

【金融・為替】
ドル円相場は106円10銭と昨日から80銭前後の円安・ドル高で推移、ユーロ・ドルは1.585ドルに上昇、ダウは急続伸207ドル高の1万1,446ドルに上昇、JPモルガン・チェースの好決算や、住宅着工件数の増加に加えて原油の急続落からダウ・株式ともに堅調推移、ただし、住宅の伸びはニューヨーク市の住宅法改正の駆け込み需要であって、今月は件数が落ち込むことが予測されることや、引け後にメリル・リンチの決算発表が4四半期連続の赤字計上となったことはドルの嫌気材料とも考えられ、景気指標や各企業の決算に今後も一喜一憂の状況が続くものと思われます。

【石油市況】
原油は大幅続落129.29ドル(−5.31)しており、ドル高や景気後退懸念の需要減退に反応するかたちで急続落を強いられています。ブラジルのストライキ延長や、ナイジェリアのイタリア企業のパイプライン爆破攻撃等の強材料には反応薄の状況、また、米国の対イラン政策が融和をはかる動きと成っていることも緊張緩和の方向に作用しているようです。

【貴金属市況】
金を除く貴金属は軒並み反落、工業用需要の落ち込みが今後懸念される可能性から、ファンドの手仕舞いを即しているようです。金は唯一上昇したものの、引け後に売り物を浴びておりスポットは960ドルを割り込んでいます。景気後退観測が幅広く商品市場の売り材料と見なされており、今週は商品全般にファンドの手仕舞いを誘う展開となっています。

【穀物市況】
穀物市場は原油の大幅続落やドル高、産地の降雨予報から急反落に見舞われ、戻りを一日のみとする展開、アルゼンチンでは上院が穀物輸出税法案を可決したことも圧迫要因となっている模様。


Posted by トピック at 07:35  / この記事の詳細
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