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大引け雑感

2007年10月24日(水)
日経平均が後場からマイナスに落ち込み、上海やハンセン指数も前日比マイナスで終えているようです。最近の傾向として円ドル相場をウォッチしていると、株価変動の様子と瓜二つの状況です。円安=株高・円高=株安となっているからで、不思議に思われるのはシカゴ金融先物の「円ショート」はサブプライム以降ポジションが減少傾向を明確にしていることから、株高=円キャリー積み増しの背景が薄れているにも関わらず、日経平均に敏感に反応することが理解に苦しむ情勢となっています。

さて金は引け値2,810円が今週3営業日の引け値ベースでは、最も安い水準での引けとなっています。オシレーター系ではRSI・ボリンジャー等では一段の下値を暗示しているようです。800j説は勿論1,000j説も飛び交う昨今の見通しが主流ながら、ETFの増加傾向も価格上昇から下火気味となっていることや、日本の換金売りに代表されるようにアジアの実需が着いていかない状態は、750jという価格収れんに未だ目が慣れないことから、時間を必要としているようにも考えられます。

そんな中で強気を通しているのはヘッジファンドのみとも言われていますが、彼らも外野席では強気を吹聴して、ディーリングではせっせっと利食いに走っているとも言われており、そうであるならば応分の調整が入ることを想定すべきでしょう。いずれにしろダウが今夜下落基調となれば、金や原油に売り物が入る可能性は高いと考えられ、基調変化につながる可能性を否定できないことになります。

白金は朝方こそ確り推移ながら、徐々に上値が重くなって引けております。直近の強材料であった南ア鉱山の事故を発端にした操業停止も、アングロ・プラチナム社が本日より操業再開にこぎつけており、供給不安は一先ず去ったものと考えて良いのではないでしょうか。サブプライムによる先行きの景気後退観測に、白金相場はこれまで逆行してきた動きで、その分の修正が今後入ったところで、市場の意外性は高くないものと考えられます。

明日はラジオNIKKEI「マーケット特報」に出演です。12時15分〜30分の15分間ですが、時間のある方はラジオNIKKEI社ホームページから「ライブストリーミング」にて視聴が可能です。よろしければお聞きください。

それと明日は「最前線レポート」の送信日です。上記の貴金属の見通しに加えて、主要銘柄の見通しをまとめる予定です。よろしければ下記フォームよりお申し込みください。勿論無料です。

「最前線レポート」はこちら


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前場引け雑感

2007年10月24日(水)
NYダウの反発に追随し日経平均は110円余りの続伸、しかしながら双方共にチャート上は戻り売りに部があるように思われます。サブプライムの燻るなか、ODA等の買い取り機関への期待感や、月末のFOMCへの再利下げ期待が拡大傾向にあるようです。

明日の中古住宅販売や週末の耐久財受注や失業保険申請件数と、FOMCの判断材料が続きますが、現状ではインフレ懸念を置き去りにしていることから難しい選択肢を迫られることとなりそうです。

サブプラムを組み込んだ金融商品を買い取るために、11兆円規模の民間拠出を募っていますが、「モラルハザート」的な批判も出ており、金儲けの犠牲の肩代わりは甘すぎるとの非難も出ることは当然の指摘とも考えられます。投資の世界の自己責任は当然のことながら、放置すると個人の損失に止まらず、国家経済にも悪影響を及ぼすとの考えのようですが、その点株式の投資家優遇、商品の投資家冷遇となっているようです。

投資人口の違いや流入資金の違いがあるにしても、商品に失敗しても誰も面倒を見てくれない。つまり本当の自己責任の世界で生き抜かなければならないので、良く言うと甘えのない厳しい世界だからこそやりがいも生まれることになります。




Posted by トピック at 12:05  / この記事の詳細
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朝一番情報

2007年10月24日(水)
おはようございます。

昨日は十三夜の月、空気が透明で中秋の名月に次ぐ姿とか。半月よりずっと大きく、満月にはほど遠い大きさですがとにかく綺麗に良く見えましたね。そして26日には満月、相場の世界ではいろいろ言われておりますが、その効力は最近下火ではありますが今回はどうでしょうか。

【金融・為替】
円ドル相場は現在114円70銭と昨日とほぼ変わらず、ユーロ・ドルは1.426ドルと米ドルは軟化傾向となっています。ダウは大幅続伸しており109ドル高と先週末の急落のほぼ半値戻りの水準、企業業績の回復基調も見られ、月末の利下げ期待からの上昇となっています。本日の景気指標はとくになし。明日は9月の中古住宅販売が注目(事前予想は525万戸に減少)

【石油市況】
原油は続落85.27ドル(−0.75)となっており、先行きの景気懸念から利食い売りに押される展開、11月1日のOPECの50万バレル増産が既に開始されていることも嫌気材料、トルコのクルド人への攻撃態勢は下値をサポートする要因となっています。

【貴金属市況】
概ね反発となっており、ドルの対ユーロでの下落を好感した動き、昨日は取組を6,500枚減らしており、利食いの売り物もこなしながらの展開。株価の反転も金にとっては現状ではプラスに作用しており、一見価格慣れを起こしているようにも考えられます。今後も株価と為替相場に敏感に反応するものと考えられます。白金は鉱山事故により閉鎖中のアングロ・プラチナム社の操業再開報道への反応は限定的なものとなっていますが、上値を抑制される材料として注目でしょう。

【穀物市況】
穀物市況は小幅な動き、コーンが若干安、大豆小幅続伸というところです。収穫の進捗率が進んでいることや、大豆はブラジルの降雨が嫌気材料ながら株価の反発を好感した動きに支えられているようです。又、大きく売られていた小麦相場が今週は比較的堅調に動く展開も下支え要因と見られます。国内相場はシカゴ相場の上下動よりも、フレートの最高値を好感した動きとなっており、フレート価格の変動とコーン・大豆の内部要因からの動きとなっています。


Posted by トピック at 07:19  / この記事の詳細
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