サブプライムと金市場
2007年08月26日(日)
おはようございます。
今日も残暑厳しい一日となりそうですが、「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われています。9月の下旬までは暑い日が続くことになりそうです。とは言え今日は8月最後の日曜日、来週からは学校が始まり、子供たちの賑やかな声が電車の中を響き渡らせることでしょう。
さて、市況のほうですが中銀の強調資金供給や、FRBの公定歩合の引き下げが効いてか、市場は徐々に落ち着きを取り戻しつつあるようです。
この間、米国の住宅関連業者では廃業や解雇から4万人の雇用が失われており、影響の少なくないことがお分かりいただけるものと思います。一方で著名投資家ウォーレン・バフェット氏のように住宅債券企業を買収する動きもあり、悲観的なものばかりではないようです。
とは言え米国の個人消費に陰りを見せることも十分に可能性があり、住宅バブルから米国経済の先行きに対して悲観視するムードも強く感じられます。
今回のサブプライムショックが10年或いは20年前に起きていたら、世界経済に大打撃を与えたものと考えられ、立ち直りには数年間を要したものと思われますが、現在の世界経済は米国だけが牽引しているものでなく、日欧は勿論いわゆるBりCs諸国の台頭から、ショックの緩衝材としての働きは大きく、跳ね返すバネとして作用するものと考えられます。
中国政府は先週、中国国内市場でしか資金運用できない個人投資家に、「香港市場を開放」しました。世界同時株安の最中、豊富な中国の株式投資資金が香港に溢れ出せば、上海株の割高是正と、香港に進出することによって、香港市場の支えとなることが考えられ、大きく視点から見ると世界の株式市場の下支え要因となるものと思われます。
また、先月には「上海金取引所」の金を個人投資家に開放(実質は未だ)決定しており、開放されると世界の金市場にも少なからぬ影響を及ぼしそうです。
金の先物市場の最大規模を誇るNYでは、今回のショックから取組が激減(42万→32万枚)したこととは対照的に、今回の急落から年金資金中心のETFは史上最高の持ち高となっております。
世界最大の金消費国インドでは今年度需要を850d〜900dと国営の買い付け業者は見積もっており、前年実績の739dを大きく上回り史上最高となると発表しております。インド経済の好調に加えて、通貨ルピーが対ドルで9年ぶりの高値で推移していることが輸入の激増につながっているものと思われます。
インドの需要期はダイワリ(ヒンドゥー教の祭り)と呼ばれる11月にかけてが本格的な時期で、9月以降の需要増はこれから本格化することことが考えられます。
また、GFMS社によると今年4-6期の鉱山会社のヘッジの買戻しは161dと、四半期ベースでは史上最大規模となっているようです。
上海での金先物の個人開放も近々と思われ、金を取り巻く環境は徐々に改善の兆しが現れており、秋相場への期待が広がることになります。
今日も残暑厳しい一日となりそうですが、「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われています。9月の下旬までは暑い日が続くことになりそうです。とは言え今日は8月最後の日曜日、来週からは学校が始まり、子供たちの賑やかな声が電車の中を響き渡らせることでしょう。
さて、市況のほうですが中銀の強調資金供給や、FRBの公定歩合の引き下げが効いてか、市場は徐々に落ち着きを取り戻しつつあるようです。
この間、米国の住宅関連業者では廃業や解雇から4万人の雇用が失われており、影響の少なくないことがお分かりいただけるものと思います。一方で著名投資家ウォーレン・バフェット氏のように住宅債券企業を買収する動きもあり、悲観的なものばかりではないようです。
とは言え米国の個人消費に陰りを見せることも十分に可能性があり、住宅バブルから米国経済の先行きに対して悲観視するムードも強く感じられます。
今回のサブプライムショックが10年或いは20年前に起きていたら、世界経済に大打撃を与えたものと考えられ、立ち直りには数年間を要したものと思われますが、現在の世界経済は米国だけが牽引しているものでなく、日欧は勿論いわゆるBりCs諸国の台頭から、ショックの緩衝材としての働きは大きく、跳ね返すバネとして作用するものと考えられます。
中国政府は先週、中国国内市場でしか資金運用できない個人投資家に、「香港市場を開放」しました。世界同時株安の最中、豊富な中国の株式投資資金が香港に溢れ出せば、上海株の割高是正と、香港に進出することによって、香港市場の支えとなることが考えられ、大きく視点から見ると世界の株式市場の下支え要因となるものと思われます。
また、先月には「上海金取引所」の金を個人投資家に開放(実質は未だ)決定しており、開放されると世界の金市場にも少なからぬ影響を及ぼしそうです。
金の先物市場の最大規模を誇るNYでは、今回のショックから取組が激減(42万→32万枚)したこととは対照的に、今回の急落から年金資金中心のETFは史上最高の持ち高となっております。
世界最大の金消費国インドでは今年度需要を850d〜900dと国営の買い付け業者は見積もっており、前年実績の739dを大きく上回り史上最高となると発表しております。インド経済の好調に加えて、通貨ルピーが対ドルで9年ぶりの高値で推移していることが輸入の激増につながっているものと思われます。
インドの需要期はダイワリ(ヒンドゥー教の祭り)と呼ばれる11月にかけてが本格的な時期で、9月以降の需要増はこれから本格化することことが考えられます。
また、GFMS社によると今年4-6期の鉱山会社のヘッジの買戻しは161dと、四半期ベースでは史上最大規模となっているようです。
上海での金先物の個人開放も近々と思われ、金を取り巻く環境は徐々に改善の兆しが現れており、秋相場への期待が広がることになります。


