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金融政策の変更と、実物資産への資金回帰

2007年08月12日(日)
こんにちは。

全国的な猛暑、夏真っ盛りですね。

我が家では高校生の娘が、昨夜の東京湾大花火大会(正式名称は分からない)に出かけて行き、人は多いは暑いはでしばらく外に出かけたくないとブツブツ言いながらも、今日もどこへやら出かけていきました。元気でなによりと言うところでしょうか。

終戦記念日も近づき、広島・長崎の原爆を取り上げるニュースが目に付きます。個人的には先日映画「TOKKO(特攻)」を観てきました。日系女性監督の作品による、ドキュメンタリー映画で、そこには作り物でない特に戦争を美化することのない、戦争体験が綴られており、特攻隊員や被害にあった米国兵の生の体験談と、自然な言葉とが画像を通じて淡々と語られていていました。都内では渋谷の映画館一軒だけでの上映のようで、客の入りもせいぜい3割くらいでした。

さて、予断が多くなりました。先週はサブプライム問題が欧州にも広がりを見せており、日米欧の中銀が市場に資金供給を行うという非常事態で、2001年9月11日以来の金融不安が台頭しております。「消費者金融を債券化」したようなもので、所詮どこかで破綻することが目に見えるようなものを、世界中の一流金融機関が手を出していたという代物で、投機資金の潤沢さというか、金余りを絵に描いたような状況に陥ったということでしょうか。

どんなものでも金融商品に仕上げるという点では素晴らしいのでしょうが、収入の少ない人がいつまでも半永久的に、高金利の借金を返すことは不可能であって、このような商品の買い手が、或いは売り手が一流と呼ばれる金融機関ということが、不思議でしようのないところです。ひとつのバブルが崩壊したことは明らかで、今後も破綻するファンドがあぶりだされるものと考えられます。

景気後退とインフレ懸念の板ばさみ状態の米FRBですが、今回の問題は景気後退圧力がより強まることは明らかで、今後の金融政策は必然的に「利下げに向かう」「向かわざるを得ない」状況と判断されます。ペーパージャンク債という実態のないものに、大量の投機資金を注ぎ込むことに、今後は大きくブレーキがかかることが必然で、“本来の実物資産”がクローズアップされる流れが加速されるものと考えられます。

その対象となる“実物資産”とは言うまでもないことは、先刻よりご承知の通りでしょう!


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