中国ショックは大か小か?
2007年04月19日(木)
今日の市況は大荒れとなりましたが、中国の金融引き締めの噂が流されたもので、株・商品売りから円ショートカバーの流れとなっています。市場があたふた動揺をみせたのですが、詳細を時事ニュースより抜粋しました。
◎中国、11%成長に加速=投資が再拡大、マクロ調整強化へ【北京19日時事】中国国家統計局は19日、今年第1・四半期(1―3月)の中国の国内総生産(GDP)が実質で前年同期比11.1%増加したと発表した。四半期ベースの11%台は昨年第2・四半期(11.5%)以来。投資、輸出の拡大が背景で、中国政府は金融引き締めなどマクロ調整を一段と強化するとみられる。1―3月のGDPは5兆0287億元(約77兆4400億円)。伸び率は昨年第3・四半期、第4・四半期がそれぞれ10.6%、10.4%と減速してきたが、再び加速に転じた。
3月の都市部固定資産投資は前年同月比26.8%の増加。昨年12月は同13.8%増だったが、今年に入って再拡大している。3月の消費者物価指数(CPI)は3.3%の上昇となり、食品を中心に物価は上昇傾向を強めた。1―3月の小売売上高は前年同期比14.9%の増加と比較的堅調だった。中国人民銀行(中央銀行)は、貸し出しと投資の再拡大を警戒して、今年に入って預金準備率の引き上げを3回、利上げを1回実施。しかし、「効果はほとんど表れていない」(国際金融筋)ため、追加利上げなどに乗り出すとの見方が多い。
◎ドル続落、118円挟み=アジア株安で〔東京外為〕(19日午後5時)☆119日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、アジア株の下落を眺めて円買い戻しが加速し、続急落した。午後5時現在、1ドル=117円94―97銭と前日(午後5時、118円62―65銭)比68銭のドル安・円高。この日は、朝方から円全面高の展開だった。市場では、午後4時に発表される1―3月期GDPや3月CPIなど一連の中国経済指標に対する思惑が台頭し、「成長率が減速するのではないか」「過熱した内容のため、中国人民銀が追加利上げに踏み切るのではないか」といった観測が交錯。上海株が急落すると、アジア全域に株安が波及し、日経平均株価も一時400円超下落した。
2月下旬の世界同時株安が意識される格好で、円買い戻しが一気に進み、ドル・円相場は一時117円61銭まで急落。ユーロ・円も1ユーロ=159円台まで売られた。市場では「クロス・円を中心にポジションが相当たまっており、円買い戻しのきっかけがほしかっただけ」(欧州系銀行)との見方が多い。「17日から円やスイス・フランなどの低金利通貨が買い戻されており、調整の兆候はあった」(大手邦銀)という。
午後4時に発表された中国の経済指標を受け、「あすの上海株は買われるだろう」(別の大手邦銀)との安心感から、ドル・円やクロス・円にショートカバーが入り、若干値を戻した。円買い戻しに達成感も〔東京外為〕(19日午後5時)☆2市場関係者は「昨日、きょうとある程度円を買い戻しており、一定の達成感は出ている。今回の調整は2月ほどは深くないのではないか」(同)と指摘している。ユーロは対円、対ドルともに下落。対円では一時1ユーロ=159円61銭まで下落したが、160円台を回復した。午後5時現在、対円で1ユーロ=160円22―25銭(前日午後5時、161円23―26銭)、対ドルで1.3583―86ドル(同1.3587―3590ドル)だった。(了)
こんな感じのようです。
市場の受け止め方は以外に冷静であり、前回のような世界同時株安には繋がらないとの見方のようです。中国は景気を冷やすことなど毛頭考えていないのであって、過熱感を適度に覚ましながら、あくまでも巡航速度はGDP10%継続というところでしょうか。来年は東京・ソウルに続くアジアでは3回目のオリンピックは、是が比にも成功させなければなりません。そのためには好景気を維持し、国家安定を図る必要があり、それが海外からの見物を受け入れる体制に繋がるのです。
商品全体の上昇トレンドには変化はないものの、現在の市場のもろさも浮き彫りとなっています。上昇 → 調整の繰り返しから下値を切り上げている状況です。ふるいにかけられずにポジションを調整しながらも、ブル相場の継続と考えてよいのではないでしょうか。
「最前線レポート」はこちら
◎中国、11%成長に加速=投資が再拡大、マクロ調整強化へ【北京19日時事】中国国家統計局は19日、今年第1・四半期(1―3月)の中国の国内総生産(GDP)が実質で前年同期比11.1%増加したと発表した。四半期ベースの11%台は昨年第2・四半期(11.5%)以来。投資、輸出の拡大が背景で、中国政府は金融引き締めなどマクロ調整を一段と強化するとみられる。1―3月のGDPは5兆0287億元(約77兆4400億円)。伸び率は昨年第3・四半期、第4・四半期がそれぞれ10.6%、10.4%と減速してきたが、再び加速に転じた。
3月の都市部固定資産投資は前年同月比26.8%の増加。昨年12月は同13.8%増だったが、今年に入って再拡大している。3月の消費者物価指数(CPI)は3.3%の上昇となり、食品を中心に物価は上昇傾向を強めた。1―3月の小売売上高は前年同期比14.9%の増加と比較的堅調だった。中国人民銀行(中央銀行)は、貸し出しと投資の再拡大を警戒して、今年に入って預金準備率の引き上げを3回、利上げを1回実施。しかし、「効果はほとんど表れていない」(国際金融筋)ため、追加利上げなどに乗り出すとの見方が多い。
◎ドル続落、118円挟み=アジア株安で〔東京外為〕(19日午後5時)☆119日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、アジア株の下落を眺めて円買い戻しが加速し、続急落した。午後5時現在、1ドル=117円94―97銭と前日(午後5時、118円62―65銭)比68銭のドル安・円高。この日は、朝方から円全面高の展開だった。市場では、午後4時に発表される1―3月期GDPや3月CPIなど一連の中国経済指標に対する思惑が台頭し、「成長率が減速するのではないか」「過熱した内容のため、中国人民銀が追加利上げに踏み切るのではないか」といった観測が交錯。上海株が急落すると、アジア全域に株安が波及し、日経平均株価も一時400円超下落した。
2月下旬の世界同時株安が意識される格好で、円買い戻しが一気に進み、ドル・円相場は一時117円61銭まで急落。ユーロ・円も1ユーロ=159円台まで売られた。市場では「クロス・円を中心にポジションが相当たまっており、円買い戻しのきっかけがほしかっただけ」(欧州系銀行)との見方が多い。「17日から円やスイス・フランなどの低金利通貨が買い戻されており、調整の兆候はあった」(大手邦銀)という。
午後4時に発表された中国の経済指標を受け、「あすの上海株は買われるだろう」(別の大手邦銀)との安心感から、ドル・円やクロス・円にショートカバーが入り、若干値を戻した。円買い戻しに達成感も〔東京外為〕(19日午後5時)☆2市場関係者は「昨日、きょうとある程度円を買い戻しており、一定の達成感は出ている。今回の調整は2月ほどは深くないのではないか」(同)と指摘している。ユーロは対円、対ドルともに下落。対円では一時1ユーロ=159円61銭まで下落したが、160円台を回復した。午後5時現在、対円で1ユーロ=160円22―25銭(前日午後5時、161円23―26銭)、対ドルで1.3583―86ドル(同1.3587―3590ドル)だった。(了)
こんな感じのようです。
市場の受け止め方は以外に冷静であり、前回のような世界同時株安には繋がらないとの見方のようです。中国は景気を冷やすことなど毛頭考えていないのであって、過熱感を適度に覚ましながら、あくまでも巡航速度はGDP10%継続というところでしょうか。来年は東京・ソウルに続くアジアでは3回目のオリンピックは、是が比にも成功させなければなりません。そのためには好景気を維持し、国家安定を図る必要があり、それが海外からの見物を受け入れる体制に繋がるのです。
商品全体の上昇トレンドには変化はないものの、現在の市場のもろさも浮き彫りとなっています。上昇 → 調整の繰り返しから下値を切り上げている状況です。ふるいにかけられずにポジションを調整しながらも、ブル相場の継続と考えてよいのではないでしょうか。
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