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大引け雑感

2008年06月03日(火)
今日も一日お疲れ様でした。

引け際円高が進んでおり、現在は5月28日以来104円を割り込んでいる状況です。ドルは対ユーロでも下落5月29日以来1.561ドルに軟化しています。特段の材料は出ていませんが、最近のドルを買い戻す動きに一服感が出たものと思われます。目先は今週末の雇用統計が最大の関心事で、この内容によっては24日に予定されているFOMCにも影響が及ぶかたちと思われます。

貴金属は昨日の引けにかけての軟調地合いがそっくり逆転しており、今日は引けにかけて締った動きとなっています。上述したように円高の逆風に対して、ドル建て相場がドル安に反応し、円高を上回る堅調さを示し締って引けています。いまさらではありますが、ドル建ての貴金属の最大の変動要因が「ドル相場の強弱」にあることを、改めて認識させられる動きとなりました。

後場に入っては穀物市場もストップ高に反応する動き、例年比での作付け・作柄ともに遅いことや、先週の豪雨や今週の降雨に見られるように、穀物の生育にとっては遅れが心配されています。この時期世界最大の穀物輸出国である米国の天候は、在庫率の低い分例年より注目度が高いものとなっています。

3月に起きた信用収縮の問題から、商品市場のポジションが大きく縮小される場面もありましたが、現状ではインフレ懸念から株価が売られたケースでは、ヘッジ買いとしての商品市場のニーズは高まりつつあるようです。

原油価格の価格誘導疑惑のニュースが一人歩きしている最中、商品市場にはネガティブな空気が漂うものの、世論に押されて政府が取り締りのポーズを見せたものであって、投機そのものを根っこから根絶したのでは、資本主義という市場原理主義の名折れであって、一時的に萎縮したとしても元の姿に再生して、自由な売買の原則に戻ることを想定しています。

Posted by トピック at 18:21  / この記事の詳細
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