プロフィール

及川 智正
「農業を持続的に発展できる社会を実現形成すること」を達成させることにより、日本の食文化を守り、食の安全(安定供給、安全性)を守ることが、私の目指す目標です。農業を生産から販売までの実践した経験を活かし、日本初の農業専門コンサルタント「アグリカルチャルプランナー」として活躍中。

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農業ベンチャーその3

2007年12月04日(火)
活躍している農業ベンチャーの特集第三弾です。


今日のキーワードは、成長&構造改革です。

成長=農家から企業へ産業としての農業確立
構造改革=JA出荷から独自の販売ルートへ

及川が目指す農業を実践している会社です。

(2)有限会社丸巳(北海道上川郡東川町、社員6 名、周年パート55 名、夏季パート50 名)

有限会社丸巳は、北海道旭川市の南東に位置する東川町を中心に、1市3町で計235ha の経営面積(耕地)で、シイタケ、ダイコン、ニンジン、ブロッコリー、スイートコーン、馬鈴薯(ジャカイモ)、水稲など14 品目の野菜等の輪作と通年生産を手がける、道内屈指の規模を誇る農業法人(法人化したのは81 年)です。

事業意欲旺盛な代表取締役の矢澤勝巳氏が、家業として継承した農業を発展させるため、81年の法人化(有限会社化)の時点で約35ha に過ぎなかった耕地面積を、@近隣に所有していた山林(カラマツ等)の伐採と耕作地化、A耕作者の高齢化などの諸事情を背景とした近隣農業者の耕作地の借受け、などの形で順次拡大し、幾多の困難をも乗り越えつつ、現在では年商で8億円を超えるわが国有数規模の畑作事業者となり現在に至っています。

経営耕地の標高差(約260m)などを利用した旬の野菜栽培、完熟堆肥やミネラル肥料による徹底した土作り、シイタケ栽培を大規模に手がけることなどによる通年生産体制の確立(03 年より菌床玉つくりは農事組合法人東川菌床センターに移行)など、畑作中心の農業者としての先進的な取組みが多い。また、当地が道内有数の米どころということもあり(大雪山旭岳の源水が育む「東川米」で有名)、最近では水稲分野にも注力するなど、生産品目の厚みも増している。

なお、当社では81 年の法人化以降の経営規模拡大の過程で、JA(市場)を主体とした販路について、89 年ごろより量販店取引(いわゆる産直)へ急速にシフトさせることにより、現在では道内有力スーパーをはじめとした量販店との産直取引が全売上高の約4割を占めるまでに至っています。

また、これと併せて、資金取引面でも地元信用金庫との取引拡大を進めることで、計数管理などそれまでとは大きく異なる“経営感覚”が信用金庫を通じて持ち込まれるなど、道内屈指の農業法人としての当社の事業発展に大いに寄与する形となっています。


Posted by 及川 智正 at 19:08  / 農業  / この記事の詳細
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http://blog.fideli.com/agri-labo/archive/43/0