マリンランプの光は、大切な明日のためのノスタルジア。
毎日の生活の中で感じたものを自分なりの「こだわり」で照らしだしています。

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● あたわり [2008年04月03日(木) ]
やっと桜の開花宣言です!日本列島は長いですね。




あの地震から一年、復興の願いが込められた文章を紹介します。


能登半島地震があらためて教えてくれた美しい日本語がある。

復興に励む被災者の口から

「これも、あたわり」

という言葉をこの一年何度聞かされたことだろう。


手元の小さな辞書を引いても載っていないが、

宿命、世の定めという意味だろう。

そういえば、周囲の年配者もときおり使う。

金はあたわりもん、と強欲を戒める人がいる。

一日一日があたわり、と病気と闘う人もいる。


地震は理不尽な災害である。

なぜ私がこんな目に遭うのか、という問いに誰も答えることはできない。

この一年、復興半ば被災者60人以上が亡くなったし、

今も仮設住宅で579人が暮らす。

世の定め、と言うにはあまりに過酷な日々である。


それでも、被災を「あたわり」と言う人がいる。

阪神大震災や中越地震の被災地にも駆けつけて

心のケアに当たった僧侶から、

「能登の人は強い」と聞かされたことがある。

被災者の心を、心棒のように貫く「あたわり」である。


地震という不幸な出来事を通じて知らされた美しい言葉だが、

いまの世からは駆け足で消えようとしている。

能登から復興したい「あたわり」という生きる力である。


Posted at 09:33 | ひとりごと | この記事のURL
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船のでんきや
能登半島で約半世紀営業を続ける「船のでんきや」の2代目です。 毎日の暮らしの中で、自分なりの価値観で見つけた「こだわり」を紹介しています。 昨日より今日、今日より明日!明日への活力にちょっと一息ついていきませんか? お気軽にコメントください(*^^)v
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